前に書いた通り、今年最後の推し活(乃木坂)が12/19の乃木坂アンダラ@武道館なので、0泊1.5日の強行日程で上京。



東京まで行くなら、当然、無理のない範囲で山か城に寄り道しようと検討。


たまたまSNSに流れてきた画像で、ほぼ通り道(浜名湖の北側)にあったのが『立須』。



(公式銘板なのか、落書きなのか?)

よくTVの街頭インタビュー映像なんかで、若者が「SNSで流れてきたので」みたいなことを言っているが、まさかオヂサンの自分がそんな理由で山を選ぶなんて!



それはさておき、読めないので調べると『たちす』と読むらしい。



早朝3時に名古屋を出発して6時には登山口到着。この↓風車の根元に駐車スペース有。





明るくなる直前にスタート。

ハンドライトで照らしながら進む。





すぐに、ゴツゴツした露岩の斜面が出現。





登ると、





ピークは標高370m程。


6:30はまだ日の出前。





雲が多くて朝焼けというには赤が弱かった。





でも、SNSに流れてくるだけはあって、他ではなかなか見られない石灰岩の岩山。



(左上に見えてるのが浜名湖)




浜松市の観光案内でも紹介されてるスポットで、一応これもカレンフェルトもしくはカルスト地形というジャンルのようだ。





つまり、かつては海中のサンゴがあった場所が隆起してできたところ、ということか。

ほんの10分のトレッキングでこの景観が見られるのは超お買い得。




往復22分のインスタント登山でしたwww


東京まで残り250kもあるので、御殿場のかつやでカツ丼を食べた以外は休憩なしで下道ドライブ。

いつもの深夜移動と違って、ところどころ通勤交通量で流れが悪くて時間が掛かったので、秦野中井から東名と圏央道を繋いで相模原までワープ。

調布のP(24h 600円)に入ったのが15時。


マックでコーヒー飲んで一休みして、あの大きなタマネギの下に↓





16:30過ぎに到着。





久しぶりの武道館?
自分の過去記事を見ると、2015年に乃木ライブで来てる。その前は1984年のビリー・ジョエル。
学生時代にコンサートスタッフのバイトをやっていたので、観客として以外ではもっと来ているから記憶がごちゃ混ぜ。
いずれにしても、10年ぶりの武道館乃木坂ライブか〜。さすがに2015年当時のメンバーはもう誰も残っていない。




最近はドームだスタジアムだと広い会場が当たり前なので、久々の武道館は「こんな狭かったっけ?」。

写真の通り、1階席手すりが目の前(=1階席最前列)と望外の良い席で、持参の双眼鏡は出番なし。




アンダーメンバーのために制作されるアンダー楽曲は、選抜メンバーによるシングル表題曲に負けず劣らずの名曲が多いので、それが中心となるアンダーライブは良くて当たり前と思っていて、今回もそうだった。


ここ最近では、夏のツアーで最高の盛り上がり曲になった『不道徳な夏』がそうだし、2年前の『踏んでしまった』も、いわゆる乃木坂らしさとは真逆の挑発的な曲でライブ映えする。


その『踏んでしまった』のセンターだったのが、今回のアンダーライブを最後に卒業・引退する松尾さん(4期生の松尾美佑)。


2時間の本編のあと、アンコールが卒業セレモニーで、セレモニー内での3曲は松尾さんの選曲かと思うが、思いのこもった良い選曲でした。
1.君は僕と会わないほうがよかったのかな
2.人は夢を二度見る
3.錆びたコンパス


正直なところ、松尾さんに対しては乃木ヲタとしては複雑な感情があるので、ここから先、松尾さん推しのかたは読まないで下さいw


中学でチアをやっていて運動能力が高く、バック転という特技があったのに活かしきれなかったし、人気曲となった『踏んでしまった』のセンターに選ばれたチャンスを、ブレイクに繋げられなかった。

その根本にあるのが、何となく(友達に誘われて)乃木坂のオーディションを受けて受かってしまったというスタートなのだろう。

憧れて、なりたくてなったアイドルじゃないのは、ある意味スカウトされてなったのと同じだから、それはそれで構わないとして、乃木坂の看板を背負う覚悟を決めることなく5年間過ごしてしまったように見えてしまうんだよな。

乃木坂で大学に通ってるコは何人かいるけど、松尾さんの場合、特技を伸ばすとか、芸能活動に活かすとかより、セカンドキャリアのための保険に見えてしまう。

歌も上手くならなかったし、乃木坂のホームグラウンドのTV番組『乃木坂工事中』でも、爪痕を残そうとしてこなかったように見えた。

セレモニーの中でスピーチ(手紙の朗読)もあったが、なんだか箇条書きの小学生の夏休み日記のようにたどたどしく、それで思ったのは、松尾さんは、感情表現や集団行動とか、色んな意味で不器用で、不器用なりに、向いていない芸能界で頑張った5年間だったんだな。


セレモニーでは、送る側から同期の佐藤璃果が手紙を読んだが、涙が止まらないだけでなく、手紙を持つ手が震えまくって、思わず松尾さんが笑ってしまうくらいボロボロな送辞で、逆にそれだけ仲間からは愛された存在だったというのが見られて良かったかもね。璃果ちゃん、ありがとう。


順当に行けば来春に大学卒業して、一般社会に戻って普通に就職するのかな?


新たな目標を見つけて進んでいってほしいものだ。いや、見つけたから卒業するんだろうね。
お疲れさまでした。