聴覚障害者にWAIS検査は意味があるのか?

私は昔、

WAIS を受けたことがある。

でも行って初めて知った。

かなり口頭試験が多い。

私はペーパーテストのようなものを想像していた。

しかし実際は、

口頭指示

聞き取り

即時返答

がかなり多かった。

私は聴覚障害があり、 補聴器を使っている。

でも、補聴器をつけたからといって、 健聴者のように聞き取れるわけではない。

もし完全に聞き取れるなら、 それはもう障害ではないと思う。

障害とは、 補装具を使ってもなお、 健常者と同じにはならないことだ。

実際、 WAIS検査中はかなり疲れた。

聞き取れない。

聞き返す。

焦る。

イライラする。

集中が切れる。

結果、 長時間かかったのに、

「今回の結果は信憑性が低い」

のような扱いになった。

でも私は、 そもそも思った。

この検査、 かなり“聴者前提”ではないか?

WAISは、 「知能」を測る検査と言われる。

しかし実際には、

音声言語処理

聴覚ワーキングメモリ

即時聞き取り

口頭指示理解

への依存がかなり強い。

つまり、

純粋な思考力だけでなく、

“聴覚環境への適応”

もかなり混ざる。

特に聴覚障害者では、

「音が聞こえる」と「言葉が正確に聞き取れる」は違う。

私は、 聴覚障害者に対して、 WAISをそのまま適用することには、 かなり限界があると思っている。

だから逆に私は、 聴者であるパートナーには、 早いうちに受けてもらわなければと思って、私が主導して受けさせた。

私は自分自身が、

「聴力条件が変わると、 検査そのものが成立しにくくなる」

ことを実感していたからだ。

WAISは、 年齢だけでなく、

聴力

の影響もかなり受ける。

だから私は、

“受けられる条件のうちに受ける”

ことも重要だと思っている。

聴覚障害者になってしまうと発達障害だったとしても、検査結果に信頼性なしで認定されなくなるという危機感があった。