新入荷生体の御案内です。
ベトナムの青き竜が入荷!!
ベトナム産・美!!
良い!!
中国南部からインドシナ~インドネシア、インド、パキスタン、イラン等の南アジアに広く分布するカロテストカゲの一族は30種以上が知られている樹上性のアガマ類です。
美しい種が多くいる事でも知られているカロテス類ですが、その中でも本種はブラッドサッカーことホンカロテス(Calotes.calotes)等と共にカロテス属中でも屈指の美しさを誇る美種です。
古くはクチジロカロテスとも呼ばれていた種類で、英名はブルーフォレストリザードで本種の発色した時の特徴を端的に表した英名です。
シロクチカロテスはインドシナに分布していて、体長30~40㎝(最大42㎝)で、普段は褐色の地味なトカゲかと思いきや、興奮したり、驚いたりすると鮮やかなブルーが発色して、体側には白いストライプが入り非常に美しい、体側の鱗は後端が上向きになっていて、肩の前には細かな鱗に覆われた窪みがあります。
その変色能力は、急速で、美しい青色が発色していたと思いきや、すぐに褐色に変化したりする為に・・現地ではカメレオンと呼ばれたりもする様です。
これは洋の東西を問わずに変色能力を持つトカゲには~カメレオンと付けられたりするのがお約束の誤称です(笑)
かっては日本でも現在は特定外来生物に指定されていて飼育が出来ないグリーンアノール(Anolis.carolinensis)もアメリカンカメレオンやアメリカカメレオンという商品名で、ペットとして販売されていました。
アジア圏のカメレオンの代表種は・・Chamaeleo.zeylanicusで、これは本物のカメレオンです(笑)。
因みにChamaeleo.zeylanicusは国内への入荷が殆んど無い稀種です。
本種は古くから知られていて、日本にも僕の知る限りでも40年程前から輸入されていますが、近年には本種からバカエカロテス(Calotes.bachae)が分かれて新種記載されて、本種と共に輸入されて来ますが、本種やバカエカロテスの名前で来ても別の種類である事も度々あります(笑)
そして一番ポピュラーなイロカエカロテス(Calotes.versicolor)で来ても本種だったりします(笑)
余談ですが・・イロカエカロテスは、米国のフロリダや、セーシェル・モーリシャス、オマーンにも移入されて定着している生活能力が旺盛な種類です。
シロクチカロテスは、Calotesの中でも非常に丈夫で美しい種類なので、樹上性のトカゲを飼育してみたい方には良い種類だと思います。
価格5000円(税込み)
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