新入荷 | REPTILES &AMPHIBIANS.REPTILICUS (真・冷凍凶獣の日常)

REPTILES &AMPHIBIANS.REPTILICUS (真・冷凍凶獣の日常)

大阪の爬虫類両生類・特殊動植物専門店レプティリカスのブログです。旧ブログ・blog.goo. ne.jp / reptilicus3reptiles からアメブロに移行しました。最新の入荷や日常を書いていきます。
住所大阪府高槻市郡家新町17-32・電話番号0726911741です。

新入荷生体のご案内です。





ミツヅノコノハガエル(Megophrys.nasuta)
インドネシア産・状態良好。


東南アジアに産する奇妙な蛙で、擬態の名手。
熱帯雨林の林床に潜み、落ち葉に紛れて獲物を狙います。
その擬態は完璧であり、餌昆虫や天敵にも気付かれる事はそうそうありません。
吻端部や目の上の皮膚が変化した角状の突起から古くはアジアツノガエルとも呼ばれていました。
この突起物は林床では体の輪郭をぼかして、隠蔽に役立てていて・・その体色も枯れ葉そのもので・・その巧妙な擬態術には驚かされます。
その容姿の奇抜さと相俟って知名度の高い種類で、日本にも昔から輸入されていますが、以前は状態が悪く・・死に蛙の代名詞のような蛙でしたが(笑)、近年では輸送状態の改善で、飼育にやや癖があるものの比較的飼育しやくなりました。
ここ何年かはマレーシア便での輸入が中心でしたが、今回はインドネシア便で入荷してきました、輸出元のシッパーも本種の輸送状態にはかなり気を使っていて、一匹、一匹を大きな丸いプラカップに入れています。(他の種類の蛙はまとめて大きな容器に入っている事が多いのですが・・笑)
これは本種の特徴的な角状突起等が擦れるのを防ぐ為もあり、輸送のダメージに弱い本種を一匹につき大きな容器を使用する事で状態良く届ける為の工夫です。
そのようなシッパーや輸入元の努力もあり、状態の良い本種が日本でも見られる様になったのは非常に喜ばしい事です。
飼育の際は過度な高温と乾燥に注意する事、基本的に夜行性で神経質なところがあるので、身を潜められるシェルターを入れて、静かな環境に置く事。
今回入荷した個体は状態も良く、餌もコオロギやレッドローチを食べています。
価格12000円(税込み)






このブログ及び生体に関するお問い合わせは・・・・・店主携帯電話090-3943-6598・店電話兼FAX072-691-1741・メール・reptilcus@ezweb.ne.jp迄お問い合わせ下さい。