新入荷 | REPTILES &AMPHIBIANS.REPTILICUS (真・冷凍凶獣の日常)

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大阪の爬虫類両生類・特殊動植物専門店レプティリカスのブログです。旧ブログ・blog.goo. ne.jp / reptilicus3reptiles からアメブロに移行しました。最新の入荷や日常を書いていきます。
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新入荷生体のご案内です。






ベネット ミズヘビ(Enhydris bennetti)
ベトナム産・状態良好!!
レア!!⚠️←後牙類です。

最大で60㎝前後になるミズヘビ(Enhydris)類で、ベトナムが主産地であり、中国の一部にも分布しています。
主食は魚で、両生類等も食べます。
日本には香港便やベトナム便で稀に輸入されて来る位で、見掛ける機会はそう多くはありません。
ベトナム便のミズヘビといえば同属のオオミズヘビ(Enhydris.bocourti)がよく輸入されて来ますが、本種やヒロクチミズヘビ(Homalopsis.buccata)の入荷は少なく・・ベトナム便のミズヘビ=オオミズヘビっていうのが僕の頭の中で図式化されています(笑)←僕の勝手な思い込みですが(笑)
逆にヒロクチミズヘビ=インドネシアっていう印象が強かったりしますが、ヒロクチミズヘビはベネットミズヘビよりも広範囲に生息するので、インドネシア以外の産地も少ないながらも輸入されてきます。
アジア・オセアニア地域に棲息するミズヘビ亜科は10属程が知られていて30種類以上の種を含みます。
中国東南部からインダス川流域、南はニューギニア、オーストラリア北部に勢力圏を持ちます。
水中生活に適応した仲間で、大体の種類が外鼻孔が顔の前方につき、更に背面よりになり顔付きが独特ですが、これは顔の一部を水面に出すだけで呼吸する為で、更に鼻孔には弁が付いていて、水中にいる時には水の流入を防いでいます。
ミズヘビ類は胎生で、産卵の為に陸上に上がる必要もなく、産まれた幼体もそのまま水中にとどまります。
本種を含めたミズヘビの仲間は後牙類で(厳密にいえば溝のある歯を持つので溝牙類)弱い毒を持ちますが、獲物である魚類や両生類を狩る為に用いるものなので、人間が咬まれても通常は影響は余りありません。(ただし、スジミズヘビ・Enhydris.enhydrisによる咬症例が知られていて、男性成人がスジミズヘビに咬まれて手が腫れた例が報告されていますが、1時間程で痛みが引き、その後は腫れた部位も治癒したそうです。)
基本的に温和なグループですが、陸上に上げられれば怯えて咬んだりしますので、水中生活者という事もありハンドリングには不向きです。
ともあれ本種を含めたミズヘビ類には根強いファンがいるのも確かで、普通の蛇とはかなり違う生態を観察する楽しみもあります。
今回のベネットミズヘビはかなり良い状態で輸入されてきたもので、入荷から2ヶ月程立ちますが餌食いも良く、皮膚荒れも無く超オススメの個体です!!
一匹のみ
価格10000円→セール価格8000円(税込み)



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