新入荷② | REPTILES &AMPHIBIANS.REPTILICUS (真・冷凍凶獣の日常)

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大阪の爬虫類両生類・特殊動植物専門店レプティリカスのブログです。旧ブログ・blog.goo. ne.jp / reptilicus3reptiles からアメブロに移行しました。最新の入荷や日常を書いていきます。
住所大阪府高槻市郡家新町17-32・電話番号0726911741です。

 新入荷生体のご案内です。





顔↓
背面↓
ヒョウモンウワメヘビ(Helicops.leopardinus)
珍・状態良好!!
金魚をよく食べてます。
ヤングサイズ。

かっては緑の魔境とも呼ばれた南米のアマゾン河は世界第一の流域面積を誇る大河川であり、多くの支流を持ち、その周辺は鬱蒼とした熱帯林で覆われています。
このアマゾン河流域が多くの爬虫類・両生類の宝庫であり、数多くの珍しい種が棲息する事でも知られています。
豊富な水を湛えたアマゾン河は日本でも古くから飼育されている熱帯魚達の一大生息地で、いまなお珍種が輸入されて来ますが、その魚達を餌とする捕食者である水生蛇も多く棲んでいる事は余り知られていませんが、アジア・オセアニアに生息している水生蛇に勝るとも劣らない奇妙な蛇達が水底に蠢いています。
 ミズモグリ(Hydrops)やカッパヘビ(Pseudoeryx)等がそうで、今回入荷したヒョウモンウワメヘビが屬するウワメヘビ一党も水生に高度に適応したヘビ達です。
ウワメヘビ(Helicops)は南米に14種が産していて、アジアにおけるミズヘビ(Eryx)の様な生態的地位を占めています。
ヒョウモンウワメヘビは南米中部より北の地域に分布していて、和名や学名から分かる様に特徴的な豹紋模様を背面に持ちます。
優秀なハンターであり、獲物である魚や両生類を素早く捕食して、稀に小さな爬虫類すら食べて、食物が少ない時は共食いすら辞さない貪欲な性質です。
その貪欲さからか非常に飼育は容易で、飼育開始当初にのみ水質をマジックリーフや流木で弱酸性に保ち、高めの水温で飼育すれば強健で水生蛇飼育の入門種としてオススメ出来ます。
ウワメヘビ類は、アジア圏から輸入されて来る水生蛇よりも飼育に関する問題も少なく本当に良い蛇達です。(南米の水生蛇は近年になってから輸入されたと思われる方もいますが、国内には少なくとも35年以上前から輸入されていた様で当時(1980年代初頭)の観賞魚専門誌に僕らの世代にとっては伝説の店であるKINGさんの広告に南米産ミズヘビとしてミズモグリの写真が載っています。凄い!こんな時代から来てたんだって思いますねぇ。KINGのオーナーだった加藤氏は現在ではクリーパー誌にコラムを連載されているので興味のある方はご一読を。氏の著書である世界のカメシリーズは未だに僕のバイブルです!!)
ウワメヘビもおそらく熱帯魚の輸入ルート等でも稀にでしょうが古い時代から来ていたかもしれませんが、それでも日本では知名度が低い為と比較的高価な為に売れない蛇ですが(笑)
因みに胎生で仔蛇を産みます。CBがとれたら凄いなぁ。
価格30000円→セール価格24000円(税込み)






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