新入荷 | REPTILES &AMPHIBIANS.REPTILICUS (真・冷凍凶獣の日常)

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大阪の爬虫類両生類・特殊動植物専門店レプティリカスのブログです。旧ブログ・blog.goo. ne.jp / reptilicus3reptiles からアメブロに移行しました。最新の入荷や日常を書いていきます。
住所大阪府高槻市郡家新町17-32・電話番号0726911741です。

新入荷生体のご案内です。






カリフォルニアキングスネーク・アベラントストライプ(Lampropeltis.getula.californiae.ver)USACB17↓
デザートキングスネーク(Lampropeltis.getula.splendida)USACB17↓
輝く鱗を持つ蛇ことキングスネークを久しぶりに仕入れました。
カリキンの略称でも親しまれているペットスネークで、日本には古くから輸入されています。所謂、コモンキングヘビの一亜種でコモンキングヘビの他亜種や同屬のミルクスネーク(Lampropeltis.triangulum)も美しく飼いやすいポピュラーなペットスネーク達です。
カリフォルニアキングスネークは同じ亜種内でも模様や色彩に様々な変異があります。
模様や色彩の変異した個体を固定化したものや、それらに更なる改良を加えたりした飼育品種も多数あり日本にも輸入されていて、ブリーダーさんによる作出が行われています。(色の違う品種や模様の違う品種をコレクションしたり、ブリードする楽しみの範囲が広い事やまたそれらを容認出来るだけの飼育のしやすさがキングスネークの大きな魅力です)
このように飼育や繁殖が容易であり、90年代から2000年代初頭にかけては国内ではナミヘビ御三家として高い人気を誇っていましたが・・・現在では御三家の内のコーンスネーク(Pantherophis. guttatus)のみは相変わらずの人気でブリーダーさんも多くいますが、キングスネークやミルクスネークは以前程の人気は無く、ややマイナーな地位に甘んじています。
基本的にコーンスネークよりは幼蛇のウチから丈夫で、餌食いも良くてハンドリングにも慣れてくれて非常に良い蛇何ですがねぇ(しいていえば繁殖の時がコーンスネークやラットスネークより蛇食性がある分は面倒です。見ていないと雌雄どちらかが食べられる事があるのと、物怖じしないガッツキな性質の為に腹が減ると餌と間違えて噛む事がある位ですか)
キングスネークの名前の由来はガラガラヘビ(Crotalus)類をはじめとした毒蛇類を捕食する為に付いた名前であり、他の無毒蛇やトカゲ、哺乳類、鳥類、両生類を食べています。
野生では食物のかなりの部分を他種の蛇が占めていて、キングスネークは他の蛇を襲う時には、飛び掛かると同時に強力な筋肉を使って体を巻き付けて締めあげてから呑み込みます。
さらにキングスネークのキングたる所以は毒蛇類の毒に対する免疫であり、その免疫性のおかげで毒蛇に反撃を食らっても大抵は死ぬことがない為に猛毒のピットバイパーであるガラガラヘビ(Crotalus)類すらよく食べて、まさにその生息地域に君臨する王蛇(キングスネーク)です。
屬名のLampropeltisは輝く鱗の意であり、滑らかかつ光沢のある鱗を持ちます。
日本に生息する蛇ではマダラヘビ(Dinodon)類と共通するところがありますが、Dinodonと比べると飼育面でも性質面でもはるかに扱いやすいです。
今回入荷したのはカリフォルニアキングスネークのコースタルストライプの背中線が途切れて、乱れた柄になっているアベラントストライプと同じくコモンキングヘビの亜種であるデザートキングスネークのUSACB17の個体達です。
イヤー、普段は変な蛇ばかり扱っているので久しぶりにキングスネークを仕入れると餌もバクバク食べるし、気を遣わなくてよいので(笑)本当に楽です(爆)
価格は共に20000円(税込み)






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