新入荷 | REPTILES &AMPHIBIANS.REPTILICUS (真・冷凍凶獣の日常)

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大阪の爬虫類両生類・特殊動植物専門店レプティリカスのブログです。旧ブログ・blog.goo. ne.jp / reptilicus3reptiles からアメブロに移行しました。最新の入荷や日常を書いていきます。
住所大阪府高槻市郡家新町17-32・電話番号0726911741です。

新入荷生体のご案内です。







レインボーアガマ(Agama.agama)
ツーテールモンスター!!
ベナン産・WC・状態良好です!!

レインボーアガマはアフリカの北部沿岸地域と南部を除く広域に分布するアガマ類の代表種で、かっては11亜種に分けられていましたが、現在は5亜種に統合されています。
アフリカの多くの地域で最も普通に見られるトカゲであり、その為によく知られている種類です。
乾燥した岩地や砂質地、草地、市街地でも普通種として多数生息しています。
非常に活発なトカゲで、樹木や岩、石、建造物の壁等も登る等の立体活動も行います。
トカゲとしては複雑な社会性を持つ事でも知られている種で、繁殖期には優位な雄は一定の縄張りを持ち巣穴を掘り、そこで数頭前後の雌を囲って幼体と共にコロニーを形成して暮らしています。
縄張りが近い雄とは順位を巡る闘争がおきますが、大抵はお互いの示威行為のみで終わる事が多く、勝利した雄は派手に発色して自分の優位を示します。
体色は地域や亜種により変異がありますが、その時の状態でも変化します。
全長30~40㎝前後で雄の方が大きくなり、色彩も美しい、逆に雌は雄よりは小さく地味で、幼体も地味(笑)
レインボーアガマの幼体はアリを中心とした昆虫類を食べますが、成長につれて食物の中に占めるアリの割合が減少していきます。
餌昆虫を捕らえる時は、平らになった舌を突き出して先端部に獲物を粘着させます。
日本には古くからペットリザードとして輸入されていますが、安価なせいか入荷状態が良くない事も多かったのですが、近年はややその点は改善されましたが、依然として着状態に左右されるトカゲの一つです。
飼育は乾いたテラリウムで行って紫外線灯とシェルターは必須、バスキングライトを設置してホットスポットを作ってそこの温度は40~45℃にして、他の温度は28~35℃とし夜間には25℃前後に落として温度勾配を付けます。
水容器を入れて、午前中には霧吹き等でスプレイすると良いでしょう。
餌は昆虫を主食に、少量の果物や野菜に配合飼料等を与えます。
80年代から90年代前半は今やペットリザードの定番種であるフトアゴヒゲトカゲ(Pogona.vitticeps)がまだまだ高価だった時代にステリオアガマことハルドンアガマ(Laudakia.stellio)やクロクビアガマ(Acanthocercus.atricollis)と並ぶ貧乏人のアゴヒゲトカゲの一つでした(アゴヒゲトカゲが高いのでその代替品です。)
今回入荷したのはアガマ類では珍しい一種の再生尾で、再生した尻尾の先が二股になった個体です。
この様な個体はヤモリ類やスキンク類では稀に見掛けられますが、アガマ類ではかなり珍しく異質な感じがします。
ツーテールモンスターと呼称させて頂きましたが、これは80年代に有名だったエキゾチックアニマルショップがヒルヤモリの再生尾で二股になった個体をツーテールモンスターと呼んでフィッシュマガジン誌やアクアライフ誌の当時の広告に載せていて、電話でのオークションで高値を付けた方にお売りしますってのが印象的だったので(笑)敬意を表して使用させて頂きました(懐古厨なもんで・・笑)
尻尾は変ですが入荷してから時間はたってますが状態は益々絶好調です(笑)
価格5000円(税込み)



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