新入荷③ | REPTILES &AMPHIBIANS.REPTILICUS (真・冷凍凶獣の日常)

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大阪の爬虫類両生類・特殊動植物専門店レプティリカスのブログです。旧ブログ・blog.goo. ne.jp / reptilicus3reptiles からアメブロに移行しました。最新の入荷や日常を書いていきます。
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新入荷生体のご案内です。③







尾先き切れB品↓
完品↓
ヒメナンダ(Ptyas.korros)・姫南蛇
ベトナム産・♂のみ・WC
冷凍ピンクマウスを置き餌で食べてます。
性格は荒いです(笑)
一匹は尾の先切れ
状態は普通です。

膨大な種数を誇るナミヘビ一派の中で大型種揃いの一族がヒメナンダの屬するPtyasとZaocysです。
ヒメナンダは姫の名前を冠するので小型かと思いきや最大級の個体は250㎝を優に超えて268㎝にもなり(驚)全然(姫)ではないのが本種です(笑)
ただしナミヘビ類屈指の巨大種であるナンダ(Ptyas.mucosus)やナミヘビ類最大種と目されるキールナンダことオオカサントウ(Zaocys.carinatus)に比べれば確かに小型であり、更に細身の体型と相まってサイズ程大きく見えないのがその由来だと思われます(笑)
PtyasやZaocysの仲間でもナンダと並び広い地域に生息する種として知られていて、台湾から中国の揚子江以南からミャンマー、ベトナム等のインドシナ半島、インド、バングラデッシュ、マレーシア、インドネシアまでが分布地域です。
英名をジャワラットスネーク。
PtyasやZaocysの仲間は新大陸の巨大な地上性種であるインディゴヘビやクリボー(Drymarchon)屬の東洋区におけるカウンターパート的な存在で、更に同じく新世界の樹上性の大型種であるタイガーラットスネークことフミキリヘビ(Spilotes)に対応したかの様なクロフチカサントウことミドリカサントウ(Zaocys.nigromarginatus)がいて収斂の不思議を感じさせます。
さて、アジアのインディゴヘビとも呼べるナンダ類ですが、飼育が最も容易なのはナンダ(Ptyas.mucosus)で本種を含むPtyasやZaocysは飼育に癖があります。
英名通りに本種はネズミを含む様々な動物を食しますが、ナンダよりは爬虫類や蛙を好む傾向が強く(これには現地では本種の方が水辺を好み、両生類を捕食する事が多い為)マウスに餌付き辛い個体もいます。
今回入荷したのはベトナム産で、冷凍ピンクマウスを置き餌で食べてます。
一匹は尾切れですがWCだから仕方ないですねぇ。
厳しい自然を生き抜いた証ですが、商売上はマイナスですねぇf(^^;
価格15000円→セール価格12000円(税込み)




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