新入荷① | REPTILES &AMPHIBIANS.REPTILICUS (真・冷凍凶獣の日常)

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大阪の爬虫類両生類・特殊動植物専門店レプティリカスのブログです。旧ブログ・blog.goo. ne.jp / reptilicus3reptiles からアメブロに移行しました。最新の入荷や日常を書いていきます。
住所大阪府高槻市郡家新町17-32・電話番号0726911741です。

新入荷生体のご案内です!!



顔のアップ↓
背面から↓
チャパウドコハダヘビ(Liophidium chabaudi)
激珍!!
日本には久しぶりの入荷!!


カバウディコハダヘビやフトスジコハダヘビとも呼ばれる事もあるマダガスカル固有の珍蛇で、マダガスカル南西部のトリアララ州で採集された為にトリアララスムーススネークの英名を持ちます。
コハダヘビ(Liophidium)屬はマダガスカル島とその周辺のコモロ諸島、マスカレーヌ諸島(モーリシャス等を含みます)に固有の小型種で10種前後が知られていますが、近年にもLiophidium pattoniが2010年に新種記載されるなど新たなる種類が見付かる可能性もあるグループです。
日本にはクビワコハダヘビ(Liophidium torguatum)がごく稀(おそらく日本に10回も来てません)に、そして本種が極々々稀(こちらは5回も来てないのではないですかねぇ)に輸入されて来るに過ぎません。
聞いた話では現地のシッパーのリストには本種やLiophidium pattoniにすら載っているそうですが、捕獲が難しいのか、売れないのか(笑)ペット用の取り引きは国内外を含めて殆んど無いと思います。(IUCNのレッドリストにもペット用の取り引きは殆んど無いとされていて、個体数も少なくない様で、特に絶滅が危惧されたりしている訳でもないので、Least.Concern:軽度懸念とされている程ですが、今後、主要な生息地域が開発等で破壊されると個体数の減少等がおこりうるとも記載されています。)
チャパウドコハダヘビは今回入荷したのが当店では二回目位で前回は殆んどストックせずに売っている為に飼育の知見は殆んどありません。
ただ同屬のクビワコハダヘビ(トルクアータムコハダヘビやクロエリコハダヘビとも呼ばれる事も)は何回か仕入れていていつも長期在庫になるので(笑)同屬のクビワコハダヘビは飼育はそれ程難しくなく、餌はウキガエルやヤモリからそれらの冷凍にもすぐに餌付き、ピンクマウスや肉片すら食べて飼い込めば非常に強健で、太らせ過ぎの肥満に注意すれば標準な蛇の飼育で飼えて隠れた銘蛇だと思いますが知名度が低いのと、地味なのでいつも売れないです(笑)
おそらく本種もクビワコハダヘビと同様で飼えると思います。
最大でも50㎝前後の小さなヘビで、野生では砂丘や乾燥した林床に棲んでいて海岸近くにも姿を現します。
基本的に昼行性で獲物はトカゲやヤモリを主食にカエルを食べます。
コハダヘビの仲間は現地の蛙やトカゲしか食べないと言われていましたがクビワコハダヘビに限っていえば慣らせば何でも食べます(笑)
本種はクビワコハダヘビよりは綺麗で同じマラガシースネークであるベルニアキバシリヘビ(Dromicodryas bernieri)に似たカラーパターンであり、昨年に入荷したフトスジミミズクイヘビ(Psomophis obtusus)にそっくりの容姿の持ち主です。
因みにフトスジミミズクイヘビことワイドグランドスネークはこれです。↓
むちゃくちゃ似てます(笑)
でもpattoni種とかに比べれば地味だから売れるのは期待してませんが(笑)
価格30000円(税込み)






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