中国経済新聞にて、食品製造のモルツウェルが、IT(情報技術)を活用した厨房作業支援システムの開発に乗り出したという記事を見ました。

入居者の食事の情報を記録し、モニターやタブレットにて確認をしながら配膳をするというシステムを導入し、配膳作業の負担軽減、人員不足の解消を図るという内容の記事でした。(中国経済新聞2022年11月18日記事参照)

IT社会の現代で、多くの業界においてあらゆるものがIT化されてきている中で、食品製造、給食業界ではあまりIT化が進んでないように感じます。

では、IT化が進んでいない背景は何なのでしょうか?

IT化が進んでいない背景としてはやはり導入によるコスト面と、導入に伴う再教育の手間がかかることが大きいからなのではないでしょうか。そもそも、製造量、食数がそこまで多くない工場、施設ではITの力を必要とするほどではないという所も少なくないと思います。

しかしながら、ITを活用することで作業効率の改善による人手不足の解消や、新人や技能実習生の教育時間の減少、ヒューマンエラーの減少など得られるメリットが多いことも事実です。

今現在、気軽に取り入れていくことは難しい技術ですが、今後さらにIT技術が進化し、取り入れやすくなった際には、工場、厨房のIT化も検討してみたいところです。

 

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