熊本地震で熊本市にある主会場の藤崎台県営野球場が被災したため、熊本県高野連は主会場抜きで開幕日を前倒しすることも検討したが、賢明な復旧作業により使用再開が実現した。

藤崎台球場は4月14日夜と16日未明の2度の大きな揺れでバックスクリーンなどが壊れ、客席にも亀裂が入ったとのこと。そのため、19日に予定されていたプロ野球の巨人対中日が中止になっている。高校野球の夏の大会開催も絶望的な状況ではあったが、熊本県の協力もあり、急いで修繕されたとのこと。(中日新聞より)

最近は熊本地震のニュースを見ることが非常に減ったが、その中でもこの記事は私にとっては喜ばしいものであった。相次ぐ余震で熊本は様々な場所に被害があったということだが、この野球場もその一つだったのだろう。もともと予定されていたことを普段通り、予定通り行えることへのありがたみを感じて高校生の球児たちはプレーしてほしいように思う。

そして、南海トラフの地震が起こることを予想されている東海地方も、いずれはこれ以上の被害が出て、ナゴヤドームなどが崩壊してしまう可能性があることを忘れてはならないように思える。先日ナゴヤドームに野球観戦に行った私だが、ドームの広さと立派なつくりには感銘を受けたものだ。しかし、どんなに立派な建物でも、何度も余震に遭ってしまえば崩れてしまう可能性が高いことは間違いないだろう。日常生活が当たり前のように過ごされている中で、このありがたみを忘れないようにすることが被災者になる前の自分たちに求められていることのような気がしてならない。