大西卓哉さんら3人が登場するソユーズ宇宙船が、本日の午前7時36分(日本時間10時36分)、バイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、成功した。国際宇宙ステーションには9日に到着し、約4か月間滞在するとのこと。日本実験棟「きぼう」での老化研究や無人補給機「コウノトリ」の受け入れなど、日本ならではの成果が期待されている。

大西さんは東京都生まれの40歳であり、映画「スター・ウォーズ」を見て宇宙に目覚め、「アポロ13」を見て「宇宙飛行士になる」と宣言したそうだ。東大時代には鳥人間コンテストに出場。元全日空パイロットでロボットアームの祖嘘を得意としている。夢は「火星に行くこと」だそうだ。(中日新聞より)

大西さんは、国際宇宙ステーションに滞在中、日本では初めてとなる哺乳類での宇宙実験として、マウスの飼育実験に臨む予定である。今回の宇宙飛行では、マウスの世話をすることや、哺乳類にとって老化の進む宇宙空間での生活によって老化現象の研究をすることで老化を遅らせる運動法や新薬の開発につなげることなどを目的としている。(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160706/k10010585601000.htmlより)

七夕である本日、世界は一歩前進したといってもよいのではないだろうか。しかし、打ち上げが成功しただけで油断してはならないのも事実である。

もし今回の大西さんたちの研究で老化を遅らせるメカニズムが少しでも解明されたら、先進国で深刻な高齢化社会に大きな利潤をもたらすだろう。その一方で、人の寿命が延びることにつながれば、世界の人口爆発にはますます拍車がかかり、食糧不足問題がより早く進むことになるかもしれないとは思う。

どんなことにも利益・不利益があるので物事の良し悪しの判断は非常に難しいところだが、無重力空間で飼育されたネズミとそうでないネズミとの差は非常に興味深い。実験が無事成功することを祈る。