26日の午前2時45分ごろ、知的障害者施設「津久井やまゆり園」で元職員が入所者の首などを刺し、19人を死亡させた。そのほかにも職員を含む26人が重軽傷を負っている。容疑者は2月に「職員の少ない夜勤に決行いたします」「障害者が多く在籍している園を標的とします」などと大島衆院議長宛に手紙を届け、今回の事件を思わせるような犯行を予告していた。そのため、措置入院という対策を取12日間とったが、12日後には反省の言葉を口にしたことなどを理由に退院している。しかし、事件は起きてしまった。(中日新聞より)
このような身体的弱者を狙った事件は許せない。勿論健常者を狙った事件でも同様に許すことはないが、容疑者は「障害者がいなくなればいいと思っている」などと述べていたようであるからますます憤りが消せないところである。
障害は、負いたくて負うものではない。それにもかかわらず、容疑者のような発言が飛び出したことは異常としか言いようがないのではないか。容疑者自身も精神疾患を負っていたとのことだが、だからといってこのようにして失われた命が戻ってくるわけでもなく、「殺人を犯した」という事実は消えない。こういう言い方はおかしいかもしれないが、たとえ障害者がいなくなればいいと考えても、普通ならば自分一人の力でそれは実現不可能だと分かることだし、一部の障害者を殺しただけで何が残るというのだろうか。そこに残るのは、遺族の怒りと悲しみである。それが残ることをわかっていながら犯行した犯人のことを決して許してはならないし、今後の裁判でもしかるべき措置を取ってほしいものである。