同じ内容のセミナーを同じように話していてもなぜか聞き取りての印象が違うことはないだろうか?

 

私は仕事柄良く感じる。全く同じセミナーの資料、そして内容なのに話してが変わると聞き手の受取り方がちがう。

 

これに対してとても共感できる内容があった。

 

自信にあふれる話し方には合理性を超える力がある。セシはコーネル大学で発達心理学のクラスを受け持っている。セシはあるときメディアコンサルタントによるワークショップに参加した。「手のジェスチャーを交えながらポイントを強調する」「声の高さを変える」といった熱意が伝わるようにとアドバイスされた。講義の内容そのものは何も議論されなかったのだ。

セシの実験。

講義の内容はそのままに春期にメディアコンサルタントに受けた話し方やジェスチャーについてのアドバイスを実践し秋期と春期それぞれの学生からの評価を比べてみた。春期の方が評価が高ければスタイルをかえたことがその原因だということになる。結果としては実際にそうなった。セシの評価は総じて上がった。学生はセシの講義を良くまとまってわかりやすいと感じ寛大な教授だと評価した。さらに知識の豊富さの点数もあがった。平均得点は5点満点中3.5から4へと上昇した。この実験結果だけでは何がセシの評価を高めたのかは断定できない。しかし、自信を持つことによって他人からよく見られることは他のある調査によって示されている。人が意見を異にする相手をいかにして説明するか、という研究で「説得を機能押させるものは、知性、事前説明、その論点に対する立場、説明する能力、弁舌ではない。議論をしているときに表にあらわれる自信」という結論がでているようだ。

 

要は同じ内容でも自信をもって話しているかどうかで内容の中身さえもが聞き手にとっては変わったように感じるようだ。

ジェスチャーは心臓より上でというのは確かなようだ。