お久しぶりの投稿です!
最近経済学の本ではまっているのが三橋貴明さん!藤巻健さんの本をずっと読みこんできた私には受け入れがたい・・・。なぜかというと反対の主張だからです(笑)しかし、三橋貴明さんの話面白い(笑)
分かりやすいですね。経済学好きな人には本当におススメです。
では、なぜ私は反対派の主張を受け入れがたかったのでしょうか???
心理学の面でみるとサンクコストですね。サンクコストとは人は過去に投資した「金銭や時間がもったいない」と感じてしまい、かけてきた時間や費用が大きければ大きいほど損切ができなくなってしまうことです。失敗を認めることにも抵抗があり、いずれか状況が好転するという希望的観測で判断しまいがち。
たかが、何冊か本を読んでいるだけで受け入れがたいのであれば、何十年と同じビジネスをしている人、同じ主張をしてきた人が発言を変える難しさは何とも言えませんね。
コンコルド効果ともいわれています。コンコルドはイギリスとフランスが共同開発した超音速旅客機です。完成しても長い滑走路、想定される高額な運賃、騒音などの理由で採算が取れないことが開発中に判明していましたが、すでに巨額の投資が行われていたために中止ができず、投資を続けて損失が膨らんでしまいました。
しかし、損切をするとでてくるデメリット面もあります。なにかというと社員のモチベーションが下がってしまうということです。一生懸命作ったものが完成までいかない。
大手のソフトウェアの会社で実際起きた事象があります。新製品の開発を最もクリエイティブな人々を集めたチームが作っていた。しかしCEOが新製品の開発プロジェクトを中止にしたのです。結果、グループは崩壊し、社内でクリエイティブな人たちの何人かはやめていくことになった。
損切することの決断も大切なのと同時に社員のモチベーション維持も大切です。どうするべきだったのでしょうか?個人的考察ですが、社員たちの業績を社内でも発表する場があるだけでも変わったのではないかと思います。または、他の部署で使えそうなものはないか?と聞いてあげる。自分がやってきたことが無駄だったと思うとモチベーションが下がるのであれば無駄ではなかった他の意味を与えてあげることが損切と同時に必要なことではないかと考えます。
もちろん損切事体をできる人が少ないのでその後の話にはなりますが。
損切なんて簡単だという方。自分ごとに捉えないと分かりずらいと思います。
例えば
Aスキーの旅行の予約をした。あなたは馬鹿にならない金額をすでに払いこんでいる。しかし当日は寒くて風も強く雪が降っていた。家を一歩もでかけたくないのにお金はもう払ってしまっている。さてどうしますか?
1スキーに行く
2温かい家で過ごす
B Aと状況はほぼ同じだが、スキーの旅行の予約はプレゼントだったとする。さてどうしますか?
1スキーに行く
2温かい家で過ごす
Bのケースだと多くの人が家で温かくしている方を選ぶが、Aの場合おおっくの人が外出するためにかかる費用までしぶしぶ払って寒さの中を出かけて1日を無駄にしてしまうのです。
いうまでもなく皆が同じ行動をとるわけではない。しかしこの例のような行動にでるとしたらそれは「使ってしまったお金」というトリックなのです。
使ったお金に目をつぶることはできずに捨ててしまったと思いたくない。そこで多くの人は既に投資した「お金」に気を取られてしまい、肝心な「将来の利益」を考えられなくなってしまうようですね。
これは企業でもよくやってしまう過ちのようです。
あなたがある有名なスポーツメーカー用品の経営者である。革新的な靴の開発に10億投資している。そのプロジェクトは80%達成された段階で同じ規模の他社が同じ特徴を備えた靴をすでに販売していることが分かった。その靴は自分の会社のプロジェクトを進めている靴より機能的で安い。あなたはプロジェクト達成に残りの20%投資しますか?
これは実際に85%の人が「イエス」と答えています。
しかし、質問の仕方を変えてみましょう。「ライバル会社の製品に明らかに劣る製品を作るために2億円使いますか?」・・・
自分の意見を主張するのも大事ですが、主張の仕方を間違えると何かあった時に自分を正当化できる情報ばかり集め、過ちを治せなくなることもあります。今の時代スマートフォーンで自分が見たい情報がグーグルのトップニュースにでてくるのでそれも危険かなと思います。ヒューリスティクスというのですが、それは今度にします。頭でわかっていたとしても過ちを認めるって難しいですね・・・
