最近、とても興味があること、それは「人のモチベーション」。

 

とある日本企業では、今革新的な動きが起きている。

 

何千万と稼いでいる人たちが都の最低賃金、もしくは有志で企業に貢献している。

そんなことあり得るのだろうか?ただ、実際に目で見ているのはそうである。

 

基本的に「会社」で人が働く、貢献する目的を考えると一番に出てくるのは「お金」であろう。

しかし、日々私が見ている光景からすると「お金」のみだけで動いているようには全くみえない。

 

では、皆さんは「どうやったらモチベーションが上がると思いますか?」「どうやったら人のモチベーションをあげられますか?」

「お金」でしょうか?「賞賛」でしょうか?

 

 

 

これらに決まった答えはありません。

 

ただ、今回私が一つ言えることは、

人は「ワクワク」=「自律的な行動」が物凄いモチベーションになるということである。

自律的モチベーションとは十分な自らの意志と選択により行動すること。それに対して、よく企業であるのは統制されたモチベーション。外的な力(お金やルールなど)によって、特定の成果への要求やプレッシャーにより行動すること。

 

実際この「自律的なモチベーション」で大成功している会社がある。

 

●スリーエム社

スリーエム社は日本では聞き馴染みがないかもしれないが、非常に大きな会社である。

スリーエム社の社長兼会長を務めたマックナイトは当時スリーエム社で、自分が選んだプロジェクトに勤務時間の15%まであてもよいという方針を打ち立てた。つまり自律的に行動して良い時間である。そしてその時間でできたのが実はポストイット。スリーエム社は世界100か国以上で600種類を超えるポストイットを販売している。

マックナイトの言葉で的を得ていると思った言葉がある。

 

「優秀な人を雇ったらあとは好きにさせること」

 

では、より大きな日本人でも知っている会社でこの「自律性」を取り組んでいる会社がある。

 

それはグーグル。

 

●グーグル

1998年の創業直後から社員に対し1週間に1日は主要業務と異なるテーマに取り組むように推奨してきた。中にはその(20%ルール)を既存製品の修理にあてている社員もいるが、ほとんどの人は全くの新規開発に充てている。つまり、自律的なモチベーションで動く時間である。グーグルは当然その20%の時間内に社員が創造したものに対して、知的所有権を手放したりはしない。例年グーグルの新サービスや商品の半数以上がこの完全に自立性に任された時間から生み出されている。例えば科学者のクリシュナ・バラトはネットでのニュース検索に手間がかかると苛立ちを覚えていた。そこで20%ルールを利用してグーグルニュースを作った。今では毎日何百万にもの人がこのサイトを訪れている。かつてグーグルに勤めていたエンジニアのポール・ブックハイトもやはりこの20%の時間内に現在世界で最も人気のあるメールプログラムであるGメールを生み出した。グーグルのその他のサービスが生み出された背景にも似たような話が数多く存在する。オーカット(グーグルのソーシャルネットワーキング・サービス)もそうだし、グーグルトーク(インスタントメッセンジャー)、グーグルスカイ、グーグルトランスレート(グーグル翻訳)などもそうだ。

テレビの取材でグーグルのエンジニアの一人はグーグルの素晴らしいアイデアはこの20%の時間からほぼ生まれていると言っている。

 

人は自由に自分で自発的に問題と向き合っているときにモチベーションがあがる。それは「お金」がもらえるというワクワクではなく、「楽しい・面白い」というワクワクなのである。

私がこの「楽しい」は「お金」より強しという例でもう一つ好きな話がある。

 

●とある百科事典

これから二つの百科事典について述べます。

一つ目は1990年代半ば、Microsoftは Encartaという百科事典。

ご存知の通りマイクロソフトは大企業で多大な利益をすでにあげていたころです。プロのライターや編集者に依頼し多数の項目尾を有料で執筆してもらった百科事典です。適切なインセンティブを設定しました。何千万という専門家にお金を払って記事を書いてもらいました。たっぷり報酬をもらっているマネージャが全体を監督し、予算と納期の中で出来上がるようにしました。

 

二つ目は何年か後にできた別な百科事典が開始されました。企業が発売するわけではありません。何十万人の人が自分の楽しみのために記事を作成したり、編集したりする。1セント、1ユーロ、1円たりとも支払われません。みんな好きだからやるのです。この百科事典はオンラインで無料公開されます。

 

ほんの10年前に、皆さんに「ねえ、百科事典を作る2つのモデルを考えたんだけど、対決したらどっちが勝つと思います?」と聞いたとしましょう。

 10年前、この地球上のまともな人で、2つ目のモデルを選ぶ人はいなかったでしょう。2009年10月31日にはっきり勝敗は決まりました。

 

マイクロソフトはディスクやオンラインで16年間提供してきたエンカルタのサービスを終了しました。なんと勝ったのは二つ目のモデル、、、

 

 

 

それは、

 

 

 

 

 

『Wikipedia』です。開始からたった8年でおよそ270言語で1300万を超える項目を要するようになったのです。

 

 

極端な例かもしれません。

決してお金が不要と言っているわけでもありません。

 

ただ、「自発的に動く」とうことのエネルギーの大きさについての話です。

 

この「ワクワク」を今、日本で革新的な形で活用しようとしている会社がある。

皆さんグーグルが知名度低い時代に戻ったら何をしますか?

 

私なら株を買う。

 

今それと同じような会社が日本にあるということに感嘆している。

その成果を見守ることは私にとって楽しみの一つである。

ちなみに「自律性」というのはアメリカでは良しとしても日本人には合わない点がある。

これはまた次回に書こう。

 

また、

1年後になったらごめんない(てへ