前回は「おとり」があるだけで人はあたかも簡単に選択を変えてしまう話だったがこれは色んな所で活用ができるのだろうか?

 

あらゆる業界でこれは応用が利く。

 

 

例えば皆さんは旅行会社の営業マン。お客様が新婚旅行にヨーロッパに行く計画をしています。ローマなのかパリにするかという選択で非常に悩んでいる。価格はどちらも20万円で航空運賃、ホテルの宿泊、観光、朝食無料サービス込みのパッケージツアー。営業マンとしてはパリを売りたい。皆さんならどうしますか!?

 

答えは色々あると思います。

 

私の答えは第三の選択肢を作り出します。朝食無料サービスの無いパリ。これを「おとり」と言っておきましょう。人は物事を相対評価します。パリとローマで選べないのであれば、パリの劣化版、パリ、ローマにするとパリが引き立つケースが多いのだ。

 

実はこれは合コンでも使える。

 

こちら、上の段の三人を比較した時、右、真ん中、左どの男性がかっこよく見えるだろうか?

 

次に下の段の三人を比較した時、右、真ん中、左どの男性がかっこよく見えるだろうか?

 

人によって異なるとは思うが、冗談に対しては左、下段に対しては右の男性が選ばれがちだ。

 

しかし、選択肢としては上段と下段の右と左は何も変わっていない。

 

変わったのは真ん中のみ。

 

実はこれはコンピューターで作られたおとりのなのだ。上段の真ん中は左の男性の顔を崩したものを真ん中に、下段は右の男性の顔を崩したものを真ん中に置いている

 

自分の顔に似た少し残念な人がいると自分は引き立って見えるのだ。自分の顔に似たイケメンに誘われた場合は自分が引き立て役になっていると思うと良いだろう

 

女性であればすっぴんの自分を見た後に化粧をした自分を見ると他人が化粧をした時の自分だけをみているときよりきれいに見える。髪を結わいてた女性が、髪をおろすとより一層きれいに見えるのは自分で劣化版を作っているからかもしれない。