ソーシャルプルーフとは人がやっていることだからということで他人に思わず同調してしまうということ。
例えば深夜のテレビ通販でのCM。ある会社が「オペレーターがお待ちしております、お電話ください」から「電話がつながらない時はおかけ直しください」に文言を変えた。このアドバイスにより当時の会社は売り上げを倍増させた。
後者の良かったところは「他の人たちもみんな電話をかけている」と思わせたこと。これがソーシャルプルーフ。他にも行列のできているレストランとそうではないレストランがあると行列のできているレストランの方がおいしいに違いないから自分も並ぼうと思いませんか?
他にも異国の国に一人で行き飲食店に入ったとしましょう。周りをきょろきょろして、その国の人たちがやっている行動を真似しようとしませんか?
人間は本能的に他の人がやっている行動は正しいはずだと思い込む。
アメリカのミネソタ州で同調行動を使った面白い実験が行われました。納税者を4つのグループに分けて税金の使い道の情報をつたえた。1つ目のグループには税金を教育や防犯に使用していると伝えた。次のグループには納税しないと罰せられる危険性があると伝えた。次のグループには申告書の書き方やわからない場合への連絡先を伝えた。そして最後のグループにはミネソタ州の9割の人がすでに納税義務を完全に果たしていると伝えた。このうち最後のグループが断トツで納税協力に効果が上がったという。
人は皆と同じ意見にふるまうと安心する。だから皆がやっていることと「無意識的に」同じことをしたがる。
しかし、皆がやっていることが正解なこともあるが、それが不正解になるケースももちろん多々ある。
とても好きな話がある。
「ハリーポッターと賢者の石」は12の出版社の12人の編集者に断られた挙句最初の現行持ち込みから1年後にようやく出版にこぎつけた。ブルームスベリー社の編集者バリー・カニンガムがJ・Kローリングに前払いで支払った原稿料はわずか2500ポンドだった。決断をくだすさい、カニンガムが他社の編集者と違ったのはよそとは一風異なる熱心な読書家、アリス・ニュートンからの貴重なアドバイスを得た点だ。アリスはブルームスベリ―社の社長ナイジェル・ニュートンの娘で当時8歳だった。娘に読ませるため、ニュートン社長はハリーポッター第一章の原稿を持ち帰った。アリスはすぐさまその物語にひきつけられ、むさぼるように原稿を読み続きをねだった。社長は原稿を渡した1時間後にアリスが頬を紅潮させて部屋から降りてきたのを思い出す「パパ、こんな面白い本を読んだの初めて」こうしてアリスは、J・Kローリングの将来を決定づけた。
ニュートン社長は12人の編集社とは違う答えをだしたのだ。
貧しいシングルマザーから億万長者へと姿を変え世界中の子供たちが目を輝かせる物語を次々と生み出した。
基本的に皆の意見に流れずに意見を伝える場合、皆の意見を聞く前に自分の意見を明確にする必要があるようだ。なぜかって?人は無意識的に人が言ったことにつられて自分の意見を変えてしまうからである。「無意識的に」というのがポイントだそうだ。
それについてはまた今度
