備え
何か危機が迫ったときに人は備える。
天災、人災など様々あれど何かが起こってはじめて備えようとする。
買い占めがその筆頭にあがるだろう。
それはリアルな被災地ではなく比較的安定しているはずの場所でソレは必ずR種の現象となってよくみられるものだ。これは世界的にも同じかもしれない。
此度の災害に限ってみれば水、米、カップ麺類、缶詰、など食料から乾電池カセットコンロ、トイレットペーパーにティッシュペーパーなどに至るまで非常用とは思えぬものまで買いあさっているとのこと。特に食料品では生ものなどソレ普段の食材じゃね?そんなに一気に食えるのか的なものまで端から見ていて少々笑える。トイレットペーパーにしても何故?と思えてならぬ。
我が動物家では生協系で生もの以外の食材は普段から仕入れている。特に米好きのワイフは「8kgあるからダイジョーブ」だそうだ。別に非常用という意味合いはなく、単にEモノを備蓄しておけばという純粋な発想。
どのようなものでも必ず消費期限というものがR。缶詰などでもカップ麺でも当然だが、乾電池だって消費期限がR。灯油などにしても保存のし方を間違えれば使い物にならなくなることをどれだけの人々が知っているだろうか?
大事なことは何かが起こったときに一気に買うではない。
普段から万一のことを想定する「意識」こそ肝要だ。
「備える」とはモノを買いあさりあわてて備蓄するではなく「心構え」ということだ。
大量に買いあさったところでイザというときにそのような大量のモノを持ち歩くことなどできる筈もないだろう。被災者が着の身着のままで避難してきているところからしても、せっかく買いあさっても持ち出しやすくしていなければ結局意味をなさぬことになるくらい冷静になって考えれば解るだろうに。
アリとキリギリスをもう一度読むことを勧める。そこで記されていることは暖かい内にせっせと貯め込む行為が素晴らしいではない。備えるための「心構え」が大事でRことを説いている物語なのだが。
(8:14誤字修正)