なんとなく合わせてエアーすることは、長年の経験で比較的すぐに戻るけれど、まだ自分自身の反応を信用できなくて、ギアを上げれずにいるのが現状…。
自らプッシュで作ったスピードについていけず上体が取り残されたり、そもそも筋力が弱くて付いていけなかったりする。
下半身は比較的強さをキープしているものの、上半身の筋力の衰えをあからさまに感じる…。全て自分自身がサボっていたからだ。💦
ここから本格的に取り戻さなければいけないものは、筋力のほかに、回転技の感覚と目線。そして、転倒時の衝撃と痛みも取り戻さなければならない。
ある程度は痛みを取り戻さなければ前に進めない。この数年(4〜5年)は、身体に不具合のない生活が当たり前になりつつあったわけで、痛みに対してショックを受ける自分がいる…。
反射も課題である。
少し難易度を上げながら自分自身の反射を確認するも、全く反応しなかったり、意外な反応は昔のままだったり。これもまた自分自身を信用しきれない理由にある。
体内リズムもすっかり遅くなった(!)。
普段聴いている音楽を、少しアップテンポに変えていかなければならず、好みとは違うジャンルの音楽を聴いて体内リズムを引き上げなければならない。
いまは、なんとなく知っている道を、地図を広げながら前に進んでいる感覚。まだまだここからである。
と、まあ、いろいろ書いたけれど、現役時代から僕はこういう難題・難しさにインラインスケートの魅力を感じてきました。
結局、この競技も"勢い"や"根性"は邪魔をする。
信頼できるものは、コツコツと積み重ねたスキルであり、冷静さである。"ノリ"も危険だ。「チャレンジをする臆病者」が最も強い。
僕らしい楽しみ方を思い出してきたところ。
やはりインラインスケートは楽しい!これからコソコソ滑り出します。🔥