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ネットやAIの時代に突入して、我々の生活は日々ものすごいスピードで変化し続けています。
 
これまで存在しなかったサービスが誕生したり、新しい常識ができたり、我々の考え方や感覚までも既に大きく影響を受けていますよね?もうスマホ無しでは生活することが不便です、という方も少なくないはず。
 
この時代により感覚の変化は「学び」においても同じだと感じています。

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最近はわからないことはすぐにネットで検索する時代。欲しい"答え"がポン♪とテンポよく戻ってこないと反対にイライラしてしまう…。(ネットが低速になってしまったらもう大変!)
 
以前なら何かわからないことがあると辞書を引く、もしくは人に聞いてきましたが、最近の若い人はAIに質問するほうがよっぽど効率が良いと実感しています。先日、うちの子も携帯(Siri)を相手におしゃべりしながら笑っている姿に驚きました…!? Siriからの答えにユーモアがあって確かに面白かったけど。。(汗)

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確かに答えのあることであれば「ネット検索」は時間を短縮するぶん生活を豊かにしてくれますが、自ら答えを見つけなければならない運動(スポーツ)を学ぶことにおいても、そのテンポでの成長を期待する体験者が増えているように感じます。コツコツ学ぶことが苦手でスピーディーな成長を求める傾向にある。少し努力が必要だと判断するとスグに「無理〜」という言葉を口にします。
 
新しいことができるようになる我が子の姿を見るのは、親として大変嬉しいことです。しかし、スポーツを学ぶことにおいてスピードを求めてしまうと、表面的な成長はできたとしても本質的に動きを習得するまでには届きません。不安定な状態で次のステップへ進むことの方が怪我をする可能性が高まってしまい、結果的には遠回り、もしくはそのスポーツを続けられなくなる危険性も高まるものです。
 
すぐには思い通りにいかない、
コツコツ覚えるしかない、

そんな感覚を作ってあげる時間が今の時代には必要な学びなのかもしれません。