たくさんの応援、サポート本当にありがとうございます!
世界中にライブ配信された"Redbull Crashed Ice"エドモントン戦、ご覧になった方?🙋♂️🙋♀️
安床ブラザーズの戦いの終わりは思いもよらぬ形で突然やってきました…。
決勝トーナメントに控えてスタート地点横にある控え室にて気持ちを落ち着かせてこれから始まるレースに備えて最終準備をしていると、イベント主催者から「緊急のミーティングをするから集まって欲しい」と決勝トーナメントに出場するアスリートが集められました。
実は今朝からエドモントンは急に気温が上がり、暖かいとさえ感じるほどに過ごしやすい一日となりました。その影響で液体窒素で氷を張ったコース上の状態がかなり悪い状態である…と知らされました。
関係者がテスト走行を行った結果、氷は人が滑れば滑るほど表面が削れてしまう程に柔らかい状態で、もしも予定通り64名で決勝トーナメントを全て行なった場合、後半は滑れないような状態になるとの予想が下されました。
さらに説明は続きました…。
「そこで、昨日記録に残っているタイムからアスリートを32名に絞り、そのメンバーでのみ決勝トーナメントとを行いたい」と言った。
説明を終えた時、控え室にいたアスリートがどよめいた(!)…当然かもしれません、決勝トーナメント進出が決まっていたメンバー64名を(昨日の成績によって)突然半分に絞るという話だったからである。
納得する者もいれば、すぐには納得できない者もいました。
僕?…僕は、これまで23年間インラインスケートの世界大会に出場してきて、こうした天候による中止は何度か経験してきていたし、イベント主催者側の「安全を考慮して中止にする」という決断までの勇気も理解できるので、残念だけれど納得するしかない。このような事態は"RedBull Crashed Ice"史上、2度目の珍事らしい…。
というわけで、安床ブラザーズはその32名の枠に入ることはできないまま、戦いを終える形となりました。できるなら、コースを精一杯に滑りきって「サヨナラ」をしたかったです。。
こうして安床ブラザーズの"RedBull Crashed Ice"初出場は突然終わることになってしまいました…!
改めて、今回色々とサポートし応援してくれていた皆様に心からお礼を申し上げます。ゼロから始まった今回の挑戦、アイススケート歴2週間の無謀な挑戦だと理解しつつも、実際に参加してみたいと見えない景色を求めてお時間を頂きました。
そして、数々の課題と手応えを得ることができました。今回の経験を活かして来シーズン〈2018/19〉再び"RedBull Crashed Ice"に挑むことをここに宣言します!
(Picture : Mark Roe)
これはアイススケートに転向するという話ではありません。あくまでもインラインスケートの可能性を広げるための挑戦です。今後、この競技で活躍する日本人インラインスケーターを増やすための挑戦なのです。
本当にたくさんの応援ありがとうございました!👏📣🙏🙇♂️