会話の中で多くの子供たちが「どうすればあんな技ができるようになるの？」という質問をします。その質問をもらう度に僕は『練習して経験を積んで一歩ずつ上達してできるようになったよ』と返します。
その答えに「やっぱりそうか！」と満足気な子供もいますが、「結局は時間がかかるのか…」と明らかにガッカリする子供達が多いことが印象的です。
このネット社会、わからないことがあれば何でもインターネットで検索です。
「あの歌を歌ってるのは何て名前の歌手だったっけ…？」と人に聞けば『Googleに聞けばいいだろ』と返される時代です。そして、アプリをインストールすればそれまでできなかったことが一瞬で出来るようになったり、ソフトをアップデートすることによって新しい能力（機能）が一瞬で身についてしまう時代です。
時間をかけてコツコツと…
というのは今の子供達にはハードルの高い言葉になりつつあります。
辛抱をする、人の痛みを想像する、人の気持ちを想像する…
そういうことも難しい時代に入ってきています。
今だからこそ、改めて自分自身の心や身体と向き合って己を磨きたいですね。
時間をかけてでも練習して身体をコントロールする喜びや達成感、また転倒や悔しさから身体と心の痛みを経験することはとても大切です。
スケートスクールのコンセプトに加えておこうと思います。
『5/15(日) スクール体験教室のお知らせ』
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