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みなさんは幽霊っていると思いますか?

見えるからいる!という人もいれば、見えないから信じないという方もいますね。

しかし、いま思い返せばあんなところに人がいたのは不自然だったな?あれなんだったんだろうな?と不思議に思う経験はどなたも大なり小なりお持ちではないでしょうか…?

僕には幽霊は見えません。でも不思議な体験はいくつかありまして…まぁ、それはまた機会があればお話ししましょう。

って、別に夏が終わる前に急げ!ってこんな話しをしている訳ではありません。笑
つい2日前に体験したばかりの不思議なお話しをさせていただきたいのです。

ここオレゴン州ポートランドで滞在中のホテルには日曜日の夜にチェックインをしました。このホテルはAとBの2棟からなっており、僕に割り当てられた部屋は他のメンバーと別のB棟でした。

我々クルーは全て同じダブルベッドの部屋なのになぜ1部屋だけB棟になったのか…、少し不思議に思いながらも僕は荷物を持ってエレベーターで2階に上がり部屋番号を確認しながら廊下を進むと一番奥に探していた部屋がありました。

部屋の中はとても綺麗でしたが、何だか薄暗いなというのが第一印象。窓を見るとカーテンは空いているのですが土地が傾斜になっているところにホテルが建っていたらしく、地上と2階が同じ高さに並び、目の前を車が走っています。だからちょっと暗いんだな、と納得しようとしました。

荷物も開けてようやく落ち着こうとしていたら、かすかに部屋の中で人の気配を感じました。隣の人の気配にしては近い…同じ空間に人がいるような気配。「ザザ…」(足音?)のような音や「ドン…」(壁ドン?)という音。どれも隣の部屋のものにしては近いもの。。

なんか嫌だな…と思い、僕はとりあえず部屋を出てホテルのジムで運動をしました。だけど結局は部屋に戻らなければならないので部屋に戻ると、やはり何か気配や音がする。それもちょっと忙しい感じ…。

何か適当な理由をつけて部屋を代えてもらおうとフロントへ電話を掛けると「申し訳ありません、明日が祝日の関係で満室なのです」と言われてしまいました。それは仕方がないので、その晩はこの部屋で寝る覚悟をしました。特に何も起こりませんでしたが、時々耳元で息づかいのようなものまで聞こえてくるようになり…、気持ちが悪いのでなかなか寝つけませんでした。

そして次の日の朝。
休んだのか疲れたのかわからない重たい頭だったので、気分転換にホテルの周りを散策してみようと部屋を出ました。

廊下を挟んで向かいにある外へ出られるドアを開け、一歩外に出て僕はゾッ!としたのと同時に「なるほど」と自然に納得することができました。

そうです、ホテルの隣は墓地だったのです。

その足でフロントデスクへ行き、断られることを覚悟してもう一度「部屋を代えて欲しい」と伝えると部屋番号を聞かれたので「237です」と答えると、「…それでは部屋をご用意します」とすぐさま部屋を代えてくれました。(満室じゃないの…!?)

こうして僕は他のメンバーと同じA棟の3階にある明るい部屋に移動して、今は快適に過ごしています。

目には見えませんが僕が確実に感じた何かの気配…

信じるか信じないかはあなた次第です!!