少し汗ばむような天候の中、玄関先のお花に水遣りをしながらつぶやいた母。
「花はお水をやったら生き返るのに、○○さん(父の名前)も○○さん(父の12日後に逝った父のいとこ)も帰って来んねぇ。」
子どもの頃からずっと不思議で不思議で仕方なく、考えても仕方ないけれど、どうしても考えてしまうこと。
それは、人は亡くなったらどこへ行くのかっていうこと。
祖父も祖母も、父も、先輩も、友だちも、みんなみんな今、どこにいるんだろうっていうこと。
精神世界や数ある宗教を超えて、ただただシンプルに、いつも以上に、遠い宙に向かって問いかけている。
