生れ落ちる、その先の星を選ぶことが出来ない私たち。
一瞬先の未来を、右か左か、常に選択しながら生き進んで行く私たち。
そしてその選択の答えは、自分自身が身体を張って生きてきた、その過程の中に隠されているということ。
だからきっと、今自分に降りかかるすべてのことは、決して無駄ではないんだということ。
‘運’という不思議なもの。
それは掴み取るものなのか、引き寄せるものなのか。
それとも既にどうしようもなく、その人の中に備わっているものなのか。
富裕と貧困、美と醜という対極の世界が混沌と存在するインド。
息つく暇もなく展開するストーリー。
出会い、別れ、再会する。
主人公が、過酷な世界の底から、ものすごいスピードで這い上がり生き抜いていくさまに、何の理屈もなく、圧倒されました。