昼過ぎにお客さまと約束があり、出かけようと思ったところ、低血糖になった。


もうここ何年もその状態に至るまで、予兆はなく、すっかり無自覚でいきなりくる。


約束の時間に間に合わせなければという焦りと、自由に動かない身体。


バスの時間に間に合わない。


とりあえず立って、バス停まで走って行きたいのに、立つことすら出来ず。


台所で座り込んでほぼパニックになり、泣いてしまった。


焦っている私の姿を見て、母がとりあえず車に乗せてバスの路線に沿って走ってくれた。


途中母親と会話をしつつも、結局のところ、現実としてそれはそう、当たり前のことなんだけれど、私の身体の状況は母には分からず、とりあえず大丈夫ではないけれど、大丈夫と言って車から降ろしてもらう。


大丈夫じゃないけど、大丈夫と言う。


そう、一番辛い症状とか、だったらどうしたら良いのかとか。

もうそういうところは、自分にしか分からないものだから。


病気というのは、その病気自体も辛いけれど、自分にしか分からない、その時の状況判断とか、そこに孤独を感じることが一番辛いのだ。