私は はじめて

挫折というものを経験したのだった。


私は今までなにかにこんなにも一生懸命に

なったことが数少なかったように思う。


私がこれまで挫折をしてこなかった理由、


それは両極端で、

2つあった。


一つはできるようになるまで続けられたこと。


そして、もう一つは、本当は心から興味などなかったことだ。

そんなに執着していなかったことであり、


だから痛みすら感じない、ああとできなかったくらいで、カンタンに手放すことができた。


そしてその両者ともに該当しない、

わたしにとっての目標

それが失われたとき、私は

はじめて挫折をしたんだ、と気が付く


大切で、絶対に手放したくなくて

成功と、継続をしたくて

これで生きていくんだと決めたはず、

だった。


でも何のためにやるのか、とか

上昇欲などが、なくなった途端、


冷めたその道は渦を巻いて消えて、


なんにもなくなった。



希望が見えなきゃ

その途中の

困難に立ち向かう、

パワーなど残っていない



私は転んだ。

起き上がるのが困難なくらいに。でも

それはきっと、間違いじゃないんだ、

と信じたい。

いや、でも、これはきっと必然だろう。


本当は何処かで解っていたのだ。旅の途中で、

ここに居続けることで、

山頂のきれいな景色など見えないことを


漠然と過ごす

毎日、


それは霧の中をあるくみたいで


ほんとうは澄み渡った景色をみていたい、と見てみたいんだと心の奥では分かってた。

ずっと目を背けてきたから

自分の人生をちゃんと生きたいと願うから、悩むんだ。



たとえこわくても、

ちゃんと向き合いたい。

向き合うのだ、


そう、決めたのだろう、


わたしは。


もう会えないのだろうか

大切だった人にオモイを伝えることすらできず

それは

挫折、と同時に。それらはわたしの歩みをとめ、

行く手を阻んだ。 ―



それでもわたしは


前を向くしかないのだ。




いつかまた、


会いたい人に


会えるかどうかは


分からないけれど、



それでも



これからを見て



たくさん笑っていきたいから