カーテンの隙間
こぼれる曇り空の
景色
悲しみを助長するかのような雨の音が
私の耳に五月蝿く 響いてく
うるさいなぁ
つまらないな…
ほんとうになにもかも
つまらないし
うんざりする
もしも私が
猫であったなら
この雨音を
ただ車の下の物陰に隠れ
見つめ
寝転びながら
眺めていることだろう
そうであったならば
きっと
そのねこは
今の私よりも
何十倍もしあわせだ
って思う
あぁ
どうしてこんなにも
なんにもないのだろう
今が退屈で
どうでもよくて
日々になんにも詰まらない
だから
つまらない
そんな日々だ
けど
なにもないのに何かあるふりをして
生きてきたあの頃よりはずっと
ずっと
はるかに
今のほうが
暗闇でも
まだ
微かな光が
何処かから
零れ出る瞬間を
暗い洞窟の中から
指す一筋の光を
待ち望んでいるの
だから
希望はあるのだと言えるのではないだろうか…
それでも
わたしは
そんな希望さえも
望むことがもう
嫌になってしまった
疲れたんだ
もういいよ
どうでもいいよ
そんな言葉を繰り返して
自分の中で
反芻思考に陥ってる
そんなんだから
それを誰にも話せやしないから
私は また、
こうやって
孤独の世界に
入るしかない
もう二度と見たくないよ
もう二度と戻りたくはない
と思った
あの暗闇よりも
もっと深く
闇の海の底
みたいだ
何が待っているかはわからないのだ
だから
早く とにかく上に
登りたい
だけど
登っても 登っても
たどり着かない
これが上に進んでいるのか
前に進んでいるのか
本当は逆に
したに 沈んでいるだけなのか
わからない
わからないんだ
羅針盤なんて
ないから
光も何も無い
この暗闇のなかで
一体 何を…
一体
私に何ができるっていうんだろ
何にも無いんだ
ただ それだけの事実に
いまは
もう
その胸の痛みすら
かんじなくなって
踏み出せない
すべて
どこかへと
わすれていってしまったみたいだ
泳ぎ方も
前への
踏み出し方も
哀しみも
笑い方も
全て
ぜんぶ
全部
わからなくなってしまった
みたいだ
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