昨日ね、高速をブッ飛ばして走って八戸に行ったのね
仙台は快晴、ヒャッホ~イと思ったら
強風警報が出ている
横風が強くて速度制限が出ている
ワタシの軽自動車なんてあおられて
ハンドルがとられて危ねぇ危ねぇ
何度もこのまま吹っ飛ばされたり
あおられてガードレールにぶつかったら
と思うと怖くて怖くてひやひやしながら運転してた
するとね、腹が立ってくるの
「なんでこんなに風が強いんだよ!」
「早く、風おさまれよ!」
「いい加減にしろっつうの」
って自然現象にケンカ売ってんの
風に怒ってんの、ワタシ
そして、次に岩手に入ってくると
今度は雨が降り出して
その雨がどんどん雪になってきて
滝沢あたりでは吹雪で視界は白くなってく
「ふざけんなよ、なんで吹雪くんだよ」
って今度は雪にケンカ売ってんの
人はね、本当にヤバいぞって
怖くなるとと怒りが湧いてくるんだな
って実感したわ
(死ぬほどの恐怖は笑いでごまかすけどね)
感情はね、「層」になっていて
人が一番見たくない感情は恐怖心や不安感、劣等感など
それを感じてしまったら生きるのが辛いから
フタをしてなかった事にしたり
怒りですり替えたりする
だって強風に逆ギレしたって
止むわけがないってわかっているのに
怒らずにはいられない
だって、ハンドルがぶるぶるで怖いんだもん
いろんな仮説が頭をよぎるわね
もし、今ここで事故ったら明日の講座はどうする
誰が連絡してくれるの
返金はどうやって誰がするの
子供たちはどうなるの
そんな事を考えたら
「風よ、やめ」
「雪よ、やめ」
と自然相手に怒鳴っていたのだよ
(アホや・・・)
怒りは人をコントロールも出来るし
恐怖や悲しみといった
本当の感情を隠す事も出来るし
マルチプレーヤーなのだよ
たとえば、アナタの会社の上司や先輩で
いつもイライラしている人はいないかしら
そんな人がいるとどう接するかしら
機嫌が悪そうだと思えば距離をおくでしょう
怒っている人には近づきたくないし
反論できなくなるし
いう事を聞かなくては行けないとも思う事もある
怒りは人をコントロールして支配する事も出来る
それが子供の頃だと
いつも機嫌が悪いお父さんがいれば
お母さんは言っていなかったかしら
「お父さんが怒るからちゃんとして!」
ってね
お父さんが怒るのも怖いし
お母さんがお父さんが機嫌が悪くなるって怒るのも怖い
(二重のコントロールよね)
子供たちはその威圧的な態度と言葉で身動きできなくなるわ
じゃ、なんで怒るのって言えば
支配やコントロール出来なくなる恐怖
自分が支配されるのが怖いのだ
怒りは、代理感情
マルチプレーヤー
でも本当は、自分を守るためにあるの
正義の味方で使いたいものよね