あっという間に一週間が終わりました。

実習生から
「緊張したとき、どうすればいいですか?」

という質問を受けました。
「観察実習」を経て、
来週からは
「部分実習」「責任実習」へと進んでいきます。
子どもたちの前で絵本を読んだり
ピアノを弾いたり
朝の受け入れ、
当番活動、
給食配膳のすすめ方…などなど
今度は、自分がしないといけない…

しかも先生が、見ている…となると
緊張はどれだけでしょう…

さて、
緊張したときにどうすればいいか?
ですが、
実は…先生たちも、緊張はしています。

(全く緊張なんてしない…という人ももちろんいますが…)
私は、緊張します。
ピアノは、どんなに練習をしても
指先は氷のように冷たくなり
ペダルを踏む足は震え
手も震え…
なんてことは普通です。
行事の司会進行も同じです。

なぜ、緊張するのでしょう?
それは、
失敗したくないから。

失敗すると、どうなる?
⬇️
恥ずかしい…
できれば上手くやりたい…
できない人と思われるかも…

などと考えるからかもしれません。
でも「失敗したくない」って、
「向上心がある」ってことだと思います。
上手くやりたい!って
上手くできる自分でありたい!
ってことだと思います。
全然悪いことじゃない。

もちろん、
最低限の準備や練習をしておくことは当たり前ですが。

で、
失敗したくない➡️失敗してもいい
緊張したくない➡️緊張してもいい
と、考えたらどうでしょう?

失敗した事実から学べること、
たくさんあります。

緊張した経験から学べること、
たくさんあります。

私の場合は、
≪どれだけ練習をしても本番は震える。≫
⬇️
≪当日は努力をして仕上げたレベルからは差し引かれるんだなぁ。≫
⬇️
≪その分を上乗せして練習をしておこう。≫
⬇️
≪当日は、緊張した分を差し引いてちょうど良くなる。≫
ということがわかります。
例えばピアノならば、練習で120点の仕上がりにしておく。
当日の緊張を差し引いても100点に仕上がるようにする。
こうするようになってからは
練習をとことんするので、
仕上がりどうこう…というよりも
「あれだけの練習をしたんだし」

という自分の中の自信にもつながりました。
そして、
緊張することを悪いことと思わないこと。
緊張をしている自分を認める。
「あ、私、緊張しているなぁ」
緊張をしている自分を受け入れる
「私は、緊張している。うん。」
緊張をしている状況を楽しむ。
「自分の意思に反して震える~ウケる。」
緊張をしている自分をよしとする。
「緊張してるね。いいんじゃない?」
ということで、
「緊張したとき、どうすればいいですか?」
の答えは、
どうもしなくていいです。

ぜひ、
緊張しているという
非日常を楽しんでください。

だって緊張するんだもん。

そして、
緊張しても結果を出せるくらいの
血が滲むくらいの準備と、練習をしてみてください。
後悔のないように。

私は、後悔のないように、
今、
この映画がものすごく観たい。。。
