
昨日と今日は、家にこもっています。

体調がすぐれません。
体調管理に失敗して

寝込み中……になってしまいました。
反省……

さて、先日の
メンタルヘルス協会の外部講師
美塾のうっちー先生が
講座の中で紹介してくださった本
【愛に生きる】
~才能は生まれつきではない~
早速、手に入れ 読んでみました。
教育に携わる人ならば
読んでおくべき

と言われる意味がわかりました。
音楽家である鈴木鎮一先生が
ヴァイオリンの指導を通して
教育のことを書いておられるのですが
決してヴァイオリンの才能教育の本ではなく
すべての子どもは、
人間は、
可能性をもっているのだ

環境が人を育てる

私が、幼児教育の現場で学んできたことと
重なることが多くあり
嬉しく感じた反面、
まだまだ自分の理解は浅かったと
気付かされることがありました。
うっちー先生が言っていたこと。
「美塾の講師は
生徒様の成長を諦めません。」
どんなに教えたメイクができなくても、
できるまで諦めずに
待ってくれる。
教えてくれる。
なぜ、そんなにも気長に待てるのか?
生徒に見切りをつけないのか?
「愛に生きる」を読んで
なるほど ……と納得しました。
能力は生まれつきではない

環境にないものは育たない

くり返し くり返せ

幼児教育は、まさにこれだと
改めて実感しました。

「日本中の子どもが、日本語をしゃべっている」





これがすべてを証明していると。
不器用だから、
手が遅いから、
音痴だから、
運動神経がないから、
音感がないから、
センスがないから、
才能がないから、
遺伝だから、
多くの理由をつけて
子どもの可能性を見ることができない大人たち。
確かに、
センスがないから……と
日本語がしゃべれない子どもはいない。
どの子どもも
日本で生まれ 育てられれば、
こんなに難しい文法の日本語を
母国語として獲得し
ペラペラとしゃべっている。
鈴木先生のこの発見は、
本当に大きなことであり、
子どもたちに
無限の可能性を与えてくれた。
「どの子も、
うまく育てれば 高く よく育つ」
本当にその通りで、
子どもがよく育たないのは
大人である私たちの責任だと実感しました。
教育に携わる全ての人、
それと、
子どもを育てる 全ての親にも
ぜひ読んでもらいたい本だと感じました。

感動したことが多すぎて……

たくさん書きたいところですが
書ききれないので
私が大きく衝撃を受けたところを紹介すると
「子どもたちの成績表は
教師の成績表でもある」

「教える教育から、育てる教育に」

「思ったら実行せよ」




学ぶことが多く、
読み終わったら なんだか
心があたたかくなり
やる気がみなぎる気がする
そんな素敵な本でした。
また、すぐに深く読み直し、
3学期に備えたいと思います。
まずは
栄養をとって 体調を戻したいです。
