質問者
「東洋の宗教は古来から人間の内部に宿る上を強調していますね」

シルバーバーチ
「私なら神の内部に宿る人間を強調したいところです。
私に言わせれば人間の中の大霊といっても大勢の中の人間と言っても全く同じことです。
神と人間とは永遠のつながりがあります神は絶対に切れることのない愛の絆によって創造物とつながっております。
進化の程度において最下等のものから最高の天使的存在に至るまでの全存在が、神の愛と生命の活動範囲の中に収まっています。
程度低すぎて上から見放されることもなければ高すぎて上を超えてしまうこともあり得ません。」


質問者
「憑依現象のことですが、憑依される人間はそれなりの弱点を持っているからではないかと思っています。
つまり土のないところに種をまいても芽は出ないはずなのです。

シルバーバーチ
「そうですそれは言えます。
もともとその人間に潜在的な弱点がある、つまり例によって身体と精神と霊の関係が調和を欠いているのです。
邪霊を惹きつける何らかの条件があると言うことです。
アルコールの取りすぎである場合もありましょう。
薬物中毒である場合もありましょう。
度を越した虚栄心、ないしは利己心が要因となることもあります。
そうした要素が媒体となって地上世界の欲望を今一度満たしたがっている霊を引き付けます。
意識的に取り付く霊もいますし、無意識のうちにかかっている場合もあります。
質問者
「その上困ったことにそういう形で強引にあの世へ追いやられたりによる憑依現象が多いことです地上の波長に近いためすぐに戻ってきて誰かに憑依しようとします」

シルバーバーチ
「それは確かに事実なのです。
霊界の指導者が地上の死刑制度に反対する理由の1つにそれがあります。死刑では問題を解決したことにはなりません。
(中略)
そのつもりで執行しながらそれが少しもその目的のために役立っておりません。
残虐行為に対して残虐行為をら憎しみに対して憎しみを持って対処してはなりません。
常に慈悲心と寛恕と援助の精神を持って対処すべきです。
それが進化した魂、進化した社会であることの証明です。

死刑について。

「いつまでも死刑制度を続けていると言う事は、その社会がまだまだ進歩した社会とは言えないと言うことです。
なぜなら死刑では問題の解決になっていないことを悟る段階に至っていないからです。
それはもう一つの殺人を犯していることに他ならないのであり、これは社会全体の責任です。
それは処罰にはなっておりません。
ただ単に別の世界突き落としただけです。


質問
「死刑制度が正しいとお考えですか」

シルバーバーチ
「いいえ、私は正しいとは思いません。これを2つの悪いことのひどくない方とは言えないからです。
死刑制度は合法的殺人を許していることでしかありません。
個人が人を殺せば罪になり、国が人を処刑するのは正当という理屈にはなりますが、これは不合理です。」

常に動機が大切ですり
それがどちらが正しいかを判断する単純明快な基準です。
仮に人を殺めた場合それが私利私欲、金銭欲をその他の利己的な目的が絡んでいればらその時は浅はかと言うべきでしょうが、愛する母国を守る為であれば、その動機は真摯であり、真面目です。
それは人間として極めて自然な情であり、それが魂を傷つけることにはなりません。
ただ残念なことに人間はを往々にしてその辺のところが曖昧なことが多いのです。

シルバーバーチ

「私は常々2つの大切なことを申し上げております。

1つは知識の及ばない領域に踏み込むときは、その知識を基礎とした上での信仰心に頼りなさいと言うことです。

それからもう一つは常に理性を忘れないようにと言うことです。
理性による合理的判断力は神からの授かりものです。
あなたにとっての合理性の基準にそぐわないものは遠慮なく拒否なさる事です。理性も各自に成長度があり、成長した分だけ判断の基準も高まるものです。」