私の義理のお姉さん(兄嫁さん)は
看護師をしています。
先日、義姉と話をしていて、
軽く頭打たれたような
そんな感覚がありました。
私は、少しでも今の状態から良くなることが
その人にとって良いことだと思っていました。
だから、良い方向へと変わっていく試みは
出来るだけ試してみた方がよい筈だし、
それが幸せに繋がる可能性があるのではと。
そういった想いからだったのですが、
義姉の
「ただ、いつもと同じ変わらないことが
よいという場合の人も居るんですよね」
という言葉を聞いて、
私はどこか自分の価値観のようなものを
人にも押し付けていたのでは…
と考えさせられました。
特に義姉が看ていらっしゃる
精神的なご病気の方は
又話が変わってきたりもするし、
一概に多くの人が
変化や成長を求めているとは
限らないですし。
それが苦痛になってしまう人も居るのだと。
小室哲哉さんの、
療養中の奥様KEIKOさん近況報告記事から。
(「」が小室さんのお言葉)
「僕の今の活力は家族の未来です。桂子はその中心ですが、周りの家族と日々、今日は何を食べようか、ネイルに行こうかなとか、その瞬間に思い描くことが快適なようで、明日、来週のこと、来月のことを考えるのはすごく疲れるらしく、夢とか目標とかは言及に気を付けています」と1日1日を過ごしていくことが大切な様子。いついつまでにと期限を区切っての回復目標などは、口にしていないとみられる。
「人は何かに向かって日々を重ね、形になることを、きっと夢や目標という言葉や想いに託すのでしょうが、ある時は気ままに気楽に日の出から日の入りに寄り添い、青空や雨音と付き合い、再びアラームや飛び交う情報に気を使わないで過ごせる時間が必要なことを実感させられます」。夢や目標に縛られない、時には自由な時間の必要性を痛感する。
夢や目標が全ての人にとって
常に必要なモノなのか
私は断言出来ないです。
それによって苦しみが増してしまう時もあるから。
私自身、思い当たる部分
無きにしも非ず。。
KEIKOさんの気持ちが
痛い程解る方々が
世の中にはいらっしゃるでしょう。
現実逃避を勧めたりするような事を
決して言っているのではなく、
上記の記事の中にもあるように
「時には」夢や目標に縛られない
そんな時期も、状態や状況
人によっては
必要なのではないでしょうか。
今日は中秋の名月。
夏も過ぎ去り季節は移り変わり
秋を感じる頃となりましたね
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