代替医療。
日本においてそれを医療、っていいものかと思いますが。
主人がこんな状態になったとき
あれやこれやすすめられました。
私は、そのものの価値と値段があっているのなら
試すのもいいかと思ってます。
こんな
ジュースに○万円!?
で、
成分は!?
ってのを勧められて断るのが大変でした。
私は医療の場で仕事しているので
そのいわゆる標準治療というベースのものが
ちゃんと治療効果を検証した上で評価されてるのは重々承知なので
否定はしないです。
むしろ、本当に日本の医療はありがたく、すばらしいと思うのです。
そして今回主人の再発からの再再発(で、いいのかな?)
もちろん同じように某ジュースを勧められました。
一瞬、1本だけでも付き合いで買おうか、と思いましたが
主人の初回と2回目のFOLFIRI+Pmabの副作用の激しさから
飲むのは無理・・だったので
購入も、セミナーにも行きませんでした。
今回やったのは抗がん剤治療のみ。
あとは自分たちでできる範囲のこと。
そして5クール終えてPETの検査で
骨盤内リンパ節腫大はなくなり
横隔膜下結節の消失
左上腹部脂肪層内の結節は同定できない
抗がん剤の効果、出てます!
これで、もし某ジュースを併用して飲んでたら
ジュースのおかげ!
ってなってまたまた宣伝に使われていたでしょう。
おー、こわいこわい。飲まなくて本当によかった。
代替医療は否定も肯定もしない(いや、どっちかって言ったら否定方向)
けど、それだけ!を盲信的に信じ込むのは怖いな、と。
それにしても、パニツムマブってすごいんだねーと
主人に言ったら
サバのおかげ
だと
(魚料理はひたすらサバかブリだったので・・・。私が魚が苦手で料理できないので
切り身で扱いやすいサバとブリあと冷凍ストックのしめさば)
ヒトはどこまでも自分の努力の効果をどこかしらで
見出したいのですね