燕は戻ってこない #5 | Suzunari の花たちへ

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稲垣吾郎さん、新しい地図、SMAPが大好きです。

ああ・・・だから言わんこっちゃない・・・
 

あまりに衝動的で思慮が足りないリキの行動。
でもその引き金を引いたのは皮肉にも基でした。

今回はリキの帰省(とそれに伴うあれこれ)を描いた回なので、基の出番はワンシーンだけ。そしてずっとキレていました。
吾郎さんのイラチの演技は見事です。あの短い出演時間でインパクト満点。
基の苛立ちも心配も、契約という面から見ればもっともなのですが、あまりに一方的にリキを非難するメールを送ったため、リキの反発を招いてしまったのですね。
見方を変えればリキの反発も分からなくはないですが、ことごとく契約を破る(飲酒+浮気)のはどうかと・・・。

それにしても、地方の小さな町の閉塞感には参りました。すぐ噂になっちゃうんですから。リキが出て行きたくなった気持ちは分かる気がします。もしかしたら亡くなった佳子おばさんも本当はここから出て自由になりたかったのになれなかった人なのかもしれません。

「燕は戻ってこない」に登場する男性達は基本みなクズですが、今回は「クズ of クズ」な男性が登場しました。リキの元上司で不倫相手の日髙。飲み会に顔を出し、帰りリキを車で送るふりをしてラブホに誘うなんて最低中の最低じゃないですか(しかもリキが結婚したことを知っていてですよ)。あさっての方向に自惚れていて呆れるしかありません。ドラマ全体が重い雰囲気の中、戸次重幸さんはコメディに振り切って演じていて、そこが良かったです。

日髙とだけではなく、東京に戻ってからダイキともセックスしてしまったリキ。一体何を考えているのか分かりませんよね。ドラマはこれから後半、いよいよ目が離せなくなりました。