如何に、扉の外が荒んでいようと、私の内なる世界とは無縁。

そう自分で決め、世界を規定できるかどうかだ。

 

外界の暴風も喧騒も、私が聴く耳を持たねば無意味。

ここには静寂しかない。

 

そして、時間がすべてを変えていく。

神さえも時間には逆らえない。

絶望も死も、決して時間には勝てない。

 

ただ運命だけが扉を通り抜ける。