2026年元旦。
昨年は二度も腰を痛め、更には転倒による肘の骨損傷(ヒビが入る)で、歩くこともままなりませんでした。
やっと身体の自由がきくようになったのも束の間、12月には風邪を引いて三週間も咳が残り苦しむことになりました。
今年は‥と目標を立てる気持ちにはなりませんが、一人で暮らしているからには健康が第一だと痛感しています。
また、夜明け前のお参りを再開することにしました。
昨夜は除夜の鐘が聞こえた後いつの間にか意識が遠のいていた
4時に目が覚めても意識がぼんやりとしている
ああ‥今朝も寒いな
布団から出るのが嫌だなあ‥
何か飲んで目を覚まそうか‥
Aコープの白翔
私のお気に入りのお茶
布団の中でゆっくりと啜っていたら最後はぬるくなってしまった
5時30分
タイムリミット
外へ出るとマイナス6.5℃
この時期らしい澄み切った星空
そそくさと歩き始める
寒さのあまり小走りになる
以前のようにはもう走れない
娘がいなくなってからまもなく始めたお参りだけど、気持ちも身体も以前のように奮い立たせられなくなった
それでも続けていこう
続けていかなきゃ
私が唯一自分に課した務めだもの
誰もいない林道を登っていく
暗闇に山の動物たちの声も聞こえない
こんな寒さだもの
まだじっとしているに決まってる
空を見上げると北斗七星がひときわ輝いている
ああ きれい
何年経っても変わらない風景
小学生だったあの子と庭から見上げた日が懐かしい
私は星座の名前はほとんど知らない
初めて覚えたのは北斗七星
娘は輝く星の名前を知りたくて、通信教材を片手に一生懸命空を見上げていたっけ
遠い記憶になる
折り返し地点から林道を下り、菩提寺へ着く
丁度ご住職の奥様が境内の下の地蔵尊の前で6時前のお参りをされていた
「おはようございます。」
まだ暗くてお互いに顔は分からないけれど、奥様は私の声だと分かったご様子
簡単な新年のご挨拶をする
本堂の前で手を合わせる時にはもう奥様の鐘撞の音が辺り一面に響いていた
鐘楼堂の横の地蔵尊に手を合わせる
墓地に移動して、墓前に手を合わせる
六地蔵の前で手を合わせる
鐘撞の時間は終わり、境内は再び静けさを取り戻す
新年に相応しい清々しい夜明けなのに、胸が苦しくなる
込み上げてくる
帰ろう
帰路の途で息を吸うたびに肺が冷たくなっていく感覚
家に着いて玄関のたたきにいる鉢植えの子たちに話しかける
返事はないけれど、独り言を言いながらほっとする
なんとか無事に行ってこれた…
もうこれで一日の務めが終わった気がすると全身脱力してしまう
世間とは一線を画して生きる
仕事を辞めてからはもう世間一般の時間の流れに自分がついていかれない
娘が元気でいた頃は早朝から洗濯、お弁当作り、朝食作り、娘と二人で急いで朝食を食べたら娘を車で駅まで送っていく
そのあとは職場へ一直線
息もつけない朝だった
忙しかったけれど、私にはそれが生き甲斐だったな
もうあんなに早いテンポで動けない
〇〇、あなたがいないんだもの
〇〇、私の生きる原動力
