Netflixで鑑賞したデンマーク映画。
制作にはデンマークのマルグレーテ2世女王が参加されています。
彼女は生存する唯一の女性君主です。
2023年
舞台は物語の世界の王国バーベンハウゼン。恋愛の達人を自称する若者カゾッテは、世継ぎを望む策略家の大公妃に雇われます。未来の妃候補を探す一方、カゾッテは気弱で内向的な皇太子に誘惑の仕方やベッドでのテクニックを教えます。ところが、この計画が裏目に出て、未婚のうちに子供ができるという事態を招き、王家はローゼンバッド城に逃げざるを得ない状況に。王家内部のライバルにより計画が窮地に追い込まれるなか、侍女のエーレンガートに恋したカゾッテは、恋愛の達人からは程遠い自分に気づいていきます。filmarksより
主人公はカゾットという野心家の画家なのですが、
後半から彼は失速気味で、エーレンガードが活躍します。
当時の決まりは知りませんでしたが、
例え王子と妃の間に出来た子でも、
婚前交渉だと皇位継承者にならないそうです。
一方、エーレンガードに一目ぼれしたカゾットは、
彼女を手に入れるために次々と策略を練りますが、中々上手くいかない。
しかも、隠れてスケッチしていた彼女の絵を、本人に見つかってしまう。
ここからがエーレンガードの復讐の始まりです。
彼女の方が一枚上手。
大公妃を裏切ることなくカゾットを狙い撃ち。
まんまと罠にはまるカゾット。
最後はなるべくしてなった大円満。
前述したように女王が制作に関わり、
この作品とは別に「制作の舞台裏」がアップされています。
女王はとても気さくな御方。
当時の衣装と城は誰よりも博識のようで、
名前だけでなくスタッフたちとのやり取りも映画人のようでした。
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