Netflixで鑑賞
実際に製薬会社の不法事件があったそうです。
2023年
労働者階級でシングルマザーのライザ・ドレイクは、職を失い生活に困窮していた。そんな時、製薬販売員のピート・ブレナーとの偶然の出会いをきっかけに、職を得ることができ、家計も上向きに転じていく。しかし同時に、危険で不正な金儲けの陰謀に巻き込まれ、倫理的に疑わしい道へと足を踏み入れていってしまう。次第に正気を失っていく上司や、娘の持病の悪化に苦悩するライザは、会社が世間に及ぼしている悪影響を実感していくうちに、自身の選択が正しかったのか、考え直すようになるが……。映画.comより
ライザが経歴を詐称で入社してから、不安しか感じられませんでした。
この癌疼痛薬は、たしかに普通も痛みにも効くのですが、
本来の目的以外の痛みにも効くことが出来ることが分かり、
痛みを抱える患者たちは競って処方箋を欲しがる。
本来の目的以外処方箋を出すのは違法。
でも製薬会社はワイロで医師に薬をばらまかせ儲けるのでした。
ライザも会社も絶頂期、ということは、
この先転げ落ちるしか考えられません。
案の定、過剰摂取で亡くなる患者たちが出て来て、
ライザは良心の呵責に悩まされます。
確かにライザはお金が欲しくてこの業界に入ったのですが、
患者を騙そうとして突っ走っていたのでは無いです。
上司たちに上手く丸め込まれたのは、
彼女が嘘をついた経歴にもあり、薬の知識が足りなかったのでしょう。
最初の選択は間違っていましたが、
後半、会社の悪事が発覚してからの彼女の行動は正しかったです。
あれ以上、薬害で亡くなる人たちが出たら大変なことになっていた。
因みに突破口は「ふしだらな母親」
エミリー・ブラント、クリス・エヴァンス、
母親役がキャサリン・オハラ嬢でしたが、
上司役のアンディ・ガルシアが恰幅が良くなって気が付かず、
後から彼だと知りました。
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