見逃したのでレンタルしました
実話がベースだそうです。
2022年製作
ウェールズの谷あいにある小さな村。無気力な夫と暮らすジャンは、パートと親の介護だけの単調な毎日に飽き飽きしていた。そんなある日、クラブで共同馬主の話を聞いた彼女は強く興味をもち、競走馬の飼育を決意。勝ったことはないが血統の良い牝馬を貯金をはたいて購入し、飼育資金を集めるため村の人々に馬主組合の結成を呼びかける。産まれた子馬は「ドリームアライアンス(夢の同盟)」と名付けられ、奇跡的にレースを勝ち進んで村の人々の人生にも変化をもたらしていく。映画.comより
最初はどこの国が舞台なのかと思いました。
英語のようでちょっと違うような気もする。
ウェールズ語だそうです。
訛りが随分強かったです。
ジャンは昔から犬に限らず生き物を飼うのが好きで、
躾をしてにコンテストなどに参加していたそうです。
今回牝馬を買うことになったのは、
子供を産ませて地元のレースに参加させるため。
ただ、もうひとつ理由はあります。
日頃何もする気のない夫と2人暮らし。
また、実親の日々の介護で気持ちが落ち込んでいて、
人生を変えたかった。
競走馬を育てるということはお金がかかります。
種馬の代金や、トレーナーに預ける飼育代金。
彼女はお金をどうやって捻出したかがすごいところ。
村の人たちに少しずつ出資してもらうのです。
故に馬主は彼女だけではありません。
出資した村人たちが皆馬主。
色々な相談事も全員で会議をして決めます。
レースに勝つことも楽しみですが、
ジャンの気持ちは「勝つよりも楽しむための馬」でした。
村人たちが自分たちの馬のレースで大賑わい。
夫のブライアンも馬を飼い始めてから変わりました。
何より彼も大の動物好き
そしてジャンの実家の父親も…
市民農園の馬と茶化されたドリームは怪我も克服して、
ジャンの思惑通りに村を活性化。
悪人も出てくるわけでは無く、終始楽しい作品でした。
エンドロールはキャストと共に、
ジャン夫婦ご本人が一緒に歌っています。
劇中ネタになりましたが、本物のブライアンも歯が無い
DVDの特典インタビューはトニ・コレット嬢の撮影秘話でした。