レンタルしようかなと思っていたら、Netflixにあがっていました。
これが実話に基づくとは意外でした。
2018年
マーク・ホーガンキャンプ(スティーヴ・カレル)は、5人の男に暴行され、9日間の昏睡状態から目覚めたときには自分の名前がわからず、満足に歩くこともできなくなっていた。脳の障害とPTSDを負ってセラピーを受けられないマークは、リハビリのためにフィギュアの撮影を始める。自宅の庭に第2次世界大戦時の村という設定のミニチュアを作って撮ったフィギュアの写真が評価されるようになり、やがてマークは暴行事件の裁判で証言することを決める。
シネマトゥデイより
本物のマークはイラストレーターだったそうです。
記憶を失った彼が始めたのが、
戦時中のベルギーのある街で、
バービー人形たちが、ナチスたちと戦闘を繰り返す世界を撮影するもの。
もちろん実際は人形は動きませんが、
彼の頭の中では人形は動いています。
マークの妄想の世界です。
でも、展覧会の作品はあくまでも写真です。
マークの人形世界の主人公はもちろん彼自身。
仲間のバービー人形たちは、実際の知り合いを模したりしています。
現実の動かない人形はともかく、
マークの妄想世界の動く人形たちの表情はリアルでした。
デジャという魔女が登場しますが、声がダイアン・クルーガー。
確かにえらの張った顔が彼女と似ているかも
ベルギーの街の模型もさながらドールハウスであり、
またジオラマを見ているようでした。
人形のマークはある女性に恋をしますが、
やっぱり、お似合いの女性は他にもいます。
昔のパペット人形を使った作品に比べ、
今のCG技術は凄いです。
顔の表情がほぼ本物の人間
結局リアルマークの出番が少なかったことで、
この作品の評価も高く無いようです。
劇場では眠くなるかも知れませんが、お家鑑賞にはいいと思います。
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