今年の初夏に公開されたようですが、

すでにDVDになっていました。今回はレンタルですCD

 

 

2021

大原真一(橋爪功)の妻・千賀子(高畑淳子)は、定年退職後ずっと自宅にいる真一が原因で在宅ストレス症に陥り、離婚寸前だった。そんな中、二人の娘・亜矢(剛力彩芽)は葬儀社に転職したばかりの菅野(水野勝)と出会い、紹介された終活フェアを母に勧める。終活フェアを訪れた千賀子は人生を整理する大切さを実感するが、真一は終活に否定的だった。

シネマトゥデイより

 

「おくりびと」は納棺師という今まで馴染みが薄かった仕事でしたが、

この作品の主人公は葬儀社の職員です。

どこもお客さんを獲得するのに様々な戦略を立てているようです。

 

私たちの年齢の者たちは、すでに「終活」は珍しくないワードだと思います。

自分が死んだとき、家族に迷惑がかからないように、

相続問題やどんな葬式をするかを前もって決めておくこと。

それには「エンディングノート」が役に立つ。

 

この作品の夫婦は70歳前後の設定だと思いますが、

父親がまるで昭和ヒトケタ男子です。

九州出身ということもあるのかな。

家に居るのに家事は手伝わず妻に命令ばかりで、

妻は夫現病です。ガーン

 

また葬儀社の職員に差別と偏見を持っています。

今どきそんな人いるのでしょうかね。ショック!

 

妻の病気から夫は考えを変え始めます。

葬儀社のイベントにも協力的になり、

結局結婚50周年のセレモニーにまで発展。

 

ここで参加者の初老の男性たちがスピーチをするのですが、

友人役の石橋蓮司氏のスピーチが印象的でした。

きみまろさんほど笑える話ではありませんが、

夫婦とは、人生という大きな芝居の共演者なのですね。

 

おそらく撮影はコロナ前かな?

マスクをしている人もいなかったですし、

最後の場面はしっかり密でした。

これからは葬儀の形も変わってくると思います。

 

また、参考本として「定年夫婦のトリセツ」がありましたが、

これ以前読んだ本でした。

 

我が家が頭を抱える相続は、稼働していない山、田んぼ、畑ですが、

これをどうするのか未だ答えは見つかっていません。

市街化調整地域なので勝手に売ることも出来ないのですしょぼん