Netflix作品。

1968年代に、イタリアで起こった実話を基にした話。

 

 

2020年

ちょっと変わり者のエンジニアのローズは、

石油プラットホームをヒントに、

仲間と共にイタリアの領海外に自分の島を作ることに。

そこで独立国家を目指し、イタリアの反対をものともせず欧州協議会に訴えます。

 

当時は6海里離れていれば、その国からの領海外となったそうです。

ローズは一緒に建築した友人と、

島に漂着した男、ドイツの元軍人、妊娠中の女性の5人で島に住み着き、

リゾート客を呼び込み、島自体をひとつの国家にすることを目指す。

 

イタリア政府は黙って見逃すわけにはいかない。

色々な手段を使って、ローズに諦めさせようとしますが、

彼がフランスの欧州評議会にまで行ったことで態度を硬化するのです。

 

今現在、この国は存在しないということは、

この話の結末は想像出来ます。

ただ、イタリア政府は彼らを口頭で説得できなかったのは残念です。

大臣が言うように、後々はリゾートして活用で来たかも知れないのに。

 

ローズたちは至って真剣ですが、

ローマ教皇まで巻き込んだ、

政府の要人たちのドタバタぶりの方が可笑しいです。

 

このようなことが二度と起きないように、

領海は6海里から12海里に変更。

 

ローズ島、当時は領海外ということで、

イタリアの最初で最後の侵略行為になったのが興味深いです。

 

実際のローズ島

 

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