東宝の鑑賞券を4枚貰ったのですが、チケット

この先ここで観たい作品が無い…汗

 

何とか見つけたのがパヴァロッティのドキュメンタリー。映画

三大テノールは有名でしたが、

私は一度も生で聴いたことはありません。汗

 

監督は「ダ・ヴィンチ・コード」「ビューティフル・マインド」のロン・ハワード監督。

 

 

019年

テノール歌手のルチアーノ・パヴァロッティは、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスと共に「世界三大テノール」として名をはせた。1990年にローマの遺跡カラカラ浴場で開催された野外コンサートでは、「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」を歌い上げるなど、三大テノールの世界的なブームをけん引。故ダイアナ妃との交流もあり、プライベートでは妻や娘たちを愛する良き夫であり良き父親だった。シネマトゥデイより

 

2007年に天国に召されたパヴァロッティ。

彼の最後の妻、元妻、愛人、3人の娘たち、マネージャー、プロモーター、

三大テノールの仲間、仕事関係の方々、

(今でも活躍中のマエストロ、メータやランラン等)

たくさんの人たちのインタビューで構成されているドキュメンタリーです。

 

世界一有名なテノール歌手と言われるパヴァロッティですが、

私はオペラを観ないので、

巨体で髭もじゃの三大テノールのおじさん

という印象だけが大きかったです。汗

 

パヴァロッティは性善説を信じるお人好しで楽観的、

常にポジティブな人だったようです。

自分に正直なために、家族の他にも大事な女性がいたようです。

カトリックの家庭なので、離婚、再婚は苦難?の道のり。汗

 

テノールはオペラの花形。

改めてパヴァロッティの歌を聴いてみて、

そのピンと伸びる声質と透明感には驚きました。目

技術は努力そのものですが、声は天性によるものでしょうね。アップ

「ハイC」と呼ばれる高音が出せないようでは一人前では無いそうです。

 

インタビューの中でもありましたが、

もしパヴァロッティが私だけのために歌ってくれたら、

それはもう天国に上る気分で感動の涙だと思います。

 

彼はダイアナ妃と知り合ってからは、

チャリティーの方面に熱心になられたそうです。

U2のボノも巻き込んで…(ボノは慈善活動家として有名)

しかし、他分野との融合で、オペラの評論家の批評は散々だったとか。ショック!

 

彼の言動を映像で観ているとクスクス笑ってしまいます。

バラエティ番組で、パスタを作るお茶目な場面など、すごく楽しい御方。

 

インタビューと過去の映像だけの作品ですが、

一人の偉大な歌手の軌跡をはっきり映し出していた作品だと思います。

死期の迫る中で、「自分が100年後には忘れられていないか」心配していましたが、

心配無用だと思います。グッド!

 

エンドロールは「誰も寝てはならぬ」音譜

彼の人柄同様、楽しいドキュメンタリーでした。ニコニコ