ドイツ人は論争が好きと聞いたことがありますが、

家族間の口論でこんなに笑えるとは…爆  笑

 

 

2018年

文学教授のシュテファン(クリストフ・マリア・ヘルプスト)と妻エリザベス(カロリーネ・ピータース)は、弟のトーマス(フロリアン・ダーヴィト・フィッツ)と出産を控えたその恋人、旧友をディナーに招く。そこでトーマスが生まれてくる子供をアドルフと命名すると発表したことから「アドルフ・ヒトラーと同じ名前を子供につけるのか?」と言い争いになる。シネマトゥデイより

 

冒頭に紹介していましたが、

ドイツには有名人の名がついた通りが多いようです。

特に音楽家の名前が多いのかな。音譜

 

このディナーに集まったのは、屁理屈が得意のシュテファン教授、

料理は妻のエリザベト。

彼女の弟トーマス。

エリザベト女史ときょうだいのように育った親友レネ。

そしてトーマスの妻アンナの5人です。

 

トーマスに生まれてる子供の名前当てから始まります。

Aから始まる名前とか、歴史上の人物とか、大物とかがヒントに。

色んな名前が候補に出て来てその由来まであーだこーだと論議。

 

中には「ドナルド」まで出てきましたが、

それは無いと大笑い。にひひ

元々ドイツ人の名前では無いし。

でも、右つながりで結構近かったり…汗

 

ドイツ人にとって「アドルフ」という名前。

法律では認められているけど、役所に届ける際は理由がいるそうです。

前半は、アドルフと付けられた子供の将来や、

アドルフを身内に持った家族の心配で口論になります。メラメラ

 

後半はアドルフから転じて、家族の話で口論になります。

夫妻は幼馴染で、4人は子供の頃からの知り合い。

昔の出来事をぶり返してもめ始めます。

 

飛び火は夫妻の子供たちの名前や、

トーマスの身重の妻にも…

エリザベトも夫に不満があったようで、

よくもまあこれまで我慢してきたものだと思いました。

 

最後には親友レネが大暴露で家族は大炎上メラメラ

ワタシら観客は大爆笑でした。ウシシ

 

本人たちは至って真剣に口論しているのですが、

観ている私たちはただただ可笑しい。

エリザベトのディナーと一緒に話が進んで行くところも面白かったです。ナイフとフォーク

もちろん最後はま~るく収まりました。グッド!

 

私は元々人が言い争うのを聞くのは苦手なのですが、

今回は随分笑わせてもらいました。音譜