ジェームズ・フランコのラブコメですが、日本未公開。
２０１６年
印刷会社を営むネッドは、
クリスマスに家族と共に一人暮らしの女子大生の娘を訪ねます。
目的は娘の彼氏に会うため。
ところが、ＩＴ企業社長の彼氏はとてつもなくお下品な男で、
ネッドは２人を引き離さそうと奮闘します。
久しぶりのフランコ氏。相変わらず笑顔の皺が可愛い。
ご自慢の裸の上半身と腰パンで登場。
役のレアードという男は天才で億万長者ですが、
言葉遣いは下品だし、性格もぶっ飛んでいます。
スタンフォードに通うステファニーとは講演で知り合った設定です。
ネッドはアナログ男なので、娘の彼氏の仕事が理解できない。
娘にこんなイカレた男を預けることは決して出来ない。
それにしても、こんな家があるのかと思うくらい、レアードの家は近未来住宅。
（トイレは日本製なので分かりますが…
）
パーティーには著名人が集まり、某有名実業家のカメオ出演もありました。
性格の違いもさながら、世代の違いもあります。
「ピンクパンサー」を知らない若者たち。
「ダットサン」を知らない若者たち…
でも、娘に「何故あの男を好きになったのか？」と聞いた時の娘の返事。
これを言われたら文句言えないわね～
そして最後には、まさかのスペシャルゲストが
再来年解散予定の伝説のバンドからお２人。
ネッドの世代の大スターで、
最後の来日公演が１２月にあるそうです。
ドタバタでお下品ななラブコメでしたが、
もしこれが若い人だけの物語だったら、ガッカリだったかも。
でも、これは父親目線で進んで行く話。
奥さんも面白く、結構楽しませて頂きました。