実在した大女優を題材にしたラブストーリーです。ドキドキ

 

 

2017年

 

1981年9月29日、ピーター・ターナー(ジェイミー・ベル)は、かつての恋人グロリア・グレアム(アネット・ベニング)がホテルで倒れたという知らせを受ける。彼は、「リヴァプールに行きたい」と頼み込むグロリアを自分の実家で休ませるが、彼女は何の病気か教えてくれなかった。主治医に問い合わせ彼女の死期が近いことを知ったピーターは、二人で過ごした懐かしい日々に思いをはせる。シネマトゥデイより

 

オスカー女優グロリアはピーターと出会う前に4度結婚していて、

4番目の夫は義理の息子ということに驚きでした。目

彼女の中には「加齢」という言葉は無かったようです。

 

アネット嬢がこの役を熱望していたのも頷けます。

彼女はこの年齢の女優さんにしてはお顔をいじっていない。ニコニコ

口元の小皺や首の皺、当時は今のような美容整形は無かったでしょうから、

グレアム本人に近かったのでははてなマーク

 

それにしても、親子ほど年齢の下の男性との恋愛は、

よほど彼女が自分に自信があったのね。

その性格、容姿、才能に、ピーターがコロリといってしまった。

一般の60歳手前の女性は中々経験しない話だとは思います。汗

 

グレアムはその才能と、それに勝るプライドから、

いつまでも主演女優にこだわります。

それを支えようとするピーターも自分の役者としての正念場。

 

また、病魔に侵された彼女の世話をするピーターの家族。

何故そこまで?とは思いましたが、人を分け隔てしないその形が、

ピーターを育てたのでしょう。(本音を言う兄さんもそれはそれでいい人だ)

母親役のジュリー・ウォーターズは「リトル・ダンサー」でジェイミー・ベルと共演しています。

 

2人がデートで観ていた「エイリアン」は私も独身の頃劇場鑑賞しているので、

ピーターは私より10歳くらい年上かな。

彼女が共演した当時の俳優の名前も挙げていますが、

その中の一人、R・レッドフォード氏がついに今年で俳優引退でございます。

 

短い人生を精一杯生き抜いたグロリア・グレアム。

若かりし頃の映画を探してみようかな~音譜