イザベル・ユペールの娘、ロリータ・シャマー主演作品。
パリの書店を舞台にしたラブストーリー。
2017年
パリに引っ越してきたばかりで都会の生活に慣れていない27歳のマヴィ(ロリータ・シャマー)は、ある日従業員を募集している小さな古書店で、ミステリアスな店主のジョルジュ(ジャン・ソレル)と出会う。書物を通じて心を通わせた二人は、祖父と孫ほどの年齢差がありながらも徐々に距離が縮まっていく。しかし、ジョルジュには謎に包まれた過去があり……。シネマトゥデイより
主役の2人。何とジャン・ソレル氏は80半ば。
ロリータ嬢は30代半ばなので、
親子では無く祖父と孫の年齢差です。
ジョルジュの経営する書店は、儲かっているようには見えず、
彼は片づけも苦手で、散らかり放題でした。
カフェで見かけたマヴィを雇いますが、
何故彼女だったのかは彼のセリフで分かります。
今パリでは喫茶店で本を読む人がいないのだそうです。
やっぱり皆さんスマホ触っているのかしらね~
マヴィは読書家なので、いつもコーヒーを飲みながら本を読んでいました。
それを見初められたようです。
ジョルジュは不愛想でマヴィとの会話は少ないです。
お互い惹かれてはいますが、50の年の差。
愛していても、それが結ばれることはありません。
客も来ない書店なのに、何故ジョルジュはお金を持っているのか
昔働いていた時のお金では無いと思うので、
ある組織か何かから援助があるのだと思います。
物語の中には、パリで核廃絶運動をする人たちが度々出てきます。
マヴィも参加しているようです。
街角で彼らは「フクシマのポテト」なるものを売っていました。
マヴィに同年代の男性の友人が出来たのを知って、ジョルジュは…
マヴィの飼い猫ジャック。この子がめちゃ可愛い~
ジャックが登場する場面は、人間たちには目がいかず、
ジャックの行動ばかり見てしまいました。
特に、鏡の前の場面癒されます。
70分ちょっとの短い作品でした。
特別な事件も起こらず、劇場だったら眠くなったかも知れません。
劇中映画の「チャラルータ」が気になりましたが調べても出てきませんでした。
この作品の中だけなのかな~
追記
劇中映画の作品名は「チャラルータ」では無くて
「チャルラータ」でした。
カルカッタを舞台にした文学好きの男女の物語です。
かえるさん、ありがとうございます。